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スメルハラスメントとは?香水やタバコなどの対応方法

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スメルハラスメントはハラスメントの中でも、対応が難しく、どうすればよいかお困りではないでしょうか。
臭いの問題は正確な定義が難しく、個人差もあるため、他のハラスメントと同じようには対応できません。本記事では、スメルハラスメントの抱える問題点や対処法について解説します。
スメルハラスメントの問題に対応する際にお役立てください。

スメルハラスメントとは

スメルハラスメントとは臭いによって、人に不快感を与えてしまうハラスメントです。臭いによって、人間関係に影響を及ぼすこともあり、場合によっては生産性にも関わります。
ただし、臭いの問題はプライベートな側面が強く、本人に悪意がないこともあるでしょう。そのため、他のハラスメント以上に慎重な対応が求められる問題です。
スメルハラスメントを放置すると、社員の生産性が落ちるだけではなく、人によっては化学物質過敏症のように、頭痛や吐き気などを催し、体調を崩す可能性もあります。
人間関係に支障を及ぼす点も無視できません。臭いによってコミュニケーションが阻害されることで、業務上のトラブルになる場合もあります。

対応が難しい

スメルハラスメントは他のハラスメントよりも対応が難しい問題です。その要因としては以下のものがあります。
・スメルハラスメントに該当する臭いの定義づけが難しい
・主観的になりやすく程度の判断が難しい
・プライベートな理由が関わる可能性がある
・本人に自覚症状がないことが多い
・指摘の仕方によっては別のハラスメントになる

臭いは程度の差こそあれ誰もに関係することであり、主観的になりやすいため、臭いの種類や程度を定義づけすることが簡単ではありません。病気などのプライベートな事由により、本人による対応が難しい場合もあります。
臭いについては本人に自覚症状がないことが多く、指摘の仕方によっては本人に不快感を与え、パワハラやセクハラと受け取られてしまいかねないことも問題です。

懲戒事由に該当することも少ない

スメルハラスメントは一般的に就業規則による懲戒事由にあたることはほぼありません
そのため、スメルハラスメントへの対応は指示ではなく、「お願い」「注意」の範疇で対応することになります。
伝え方によっては、本人が注意と自覚できず、問題が改善されない場合がありますが、別のハラスメントにならないよう、注意しながら対応することが大切です。

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スメルハラスメントで問題になる臭い

スメルハラスメントで問題になる臭いには、どのようなものがあるでしょうか。ここでは問題になる臭いと臭い別の対応方法について紹介します。

体臭

体臭は誰もが持っている臭いですが、体臭が強くなる要因としては、汗による雑菌の繁殖、加齢による加齢臭などがあります。また、お酒の飲み過ぎによって体臭が発生することもあります。体臭は、本人の自覚が少ないことが多い点が特徴です。
対策としては、汗をこまめにふくなどして清潔さを心がけるなどの方法があります。ただし、個人差が大きく、これだけの対策では、十分な対策が難しいこともあるでしょう。また、外回りが多い、身体を動かす仕事をしているなど、業務内容によっては対策が難しい場合もあります。
そのため、指摘しても改善が難しいケースも多々あるでしょう。

口臭

口臭は社員間での会話や会議時に、気になることがある臭いです。口臭は空腹時や満腹時、虫歯や歯垢、舌や胃の状況によって悪くなることもあれば、ニンニクなどの食べ物が関連する場合もあります。
体臭と同じく本人の自覚がないケースが多く、指摘に配慮が必要です。

タバコ

タバコは不快に感じやすい臭いの一つで、口臭だけではなく、服や髪にも付着する臭いです。分煙化が進み、タバコの煙そのものに対する対策は進んでいますが、タバコを吸う人から発する臭いが問題になることがあります。
口臭対策としてのマウスウォッシュ、臭いが生じにくい電子タバコの導入などの対策があります。

香水と柔軟剤

香水や柔軟剤などは臭いが過剰な場合、スメルハラスメントに該当します。本人がいい臭いだと思っていもて、人によっては不快な臭いになります。
つけすぎて過剰な臭いになることもあるでしょう。日常的に使用している人の場合、臭いが不快感を与えているという自覚がないこともあります。

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スメルハラスメントの対応方法

スメルハラスメントは他のハラスメントと比べると慎重な対応が求められます。ここではどのような対策があるのか、解説します。

身だしなみの改善を試みる

スメルハラスメント対策として、身だしなみの改善が効果的です。社員の身だしなみの一つとして臭い対策への注意喚起ができます。
直接的に特定の誰かについて触れる必要がないため、導入しやすいでしょう。ただし、本人に自覚がない場合、思うように伝わらないこともあるため、臭いについて注意を促せるよう工夫することが大切です。

本人に配慮しながら注意する

スメルハラスメントについて、本人に伝える場合には、本人の自尊心を傷つけないよう配慮しながら伝えましょう。伝え方を間違えるとハラスメントとして受け取られ、問題が悪化する可能性があります。また、人間関係のトラブルになることもあるでしょう。

伝える際に配慮できる点としては以下のものがあります。
・同性から伝えるようにする
・他の人に聞かれない場面で伝える
・ランチなどの日常会話でさりげなく伝える
・具体的な改善案を合わせて伝える

ただし、人によっては上記の対応が逆効果になる場合もあります。本人の個性を考えたうえで、対応することが大切です。プライベートな問題であることを前提に、慎重に対応しましょう。

研修や周知を行う

スメルハラスメントについて、会社全体に周知する、研修するなどの方法もあります。このような方法であれば、本人に直接指摘をする必要がないため、トラブルになる心配は少ないでしょう。
また、職場全体に「スメルハラスメントに注意しよう」という雰囲気が出ることで、本人への自覚を促せます。

配置変えを検討する

臭いについてどのように感じるかは個人差があるため、デスクなどの配置換えを検討する方法もあります。
また、本人や周囲を傷つけないよう、相談しやすい窓口を設けることも効果的です。

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まとめ

スメルハラスメントはハラスメントの中でも、特に慎重な対応が求められる問題です。伝え方によっては、本人を傷つけてしまい、別のハラスメントやトラブルに発展しかねません。
伝え方には配慮し、本人の自尊心を傷つけないよう伝え方やタイミングを考慮する必要があります。この記事を参考に、注意深く対応しましょう。


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HRコラム編集部

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