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ナラティブアプローチとは?物語を通して課題を解決しよう

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「ナラティブアプローチとはどのようなアプローチのことを指すのだろうか」
「ナラティブアプローチはどのように実践すれば良いのだろうか」
と気になりませんか。
ナラティブアプローチとは、対話を重視したカウンセリング手法のことを指し、患者や相談者などが語る物語から問題解決を行う手法のことを指しています
この記事を読めば、ナラティブアプローチについて理解することができます。
ナラティブアプローチについて気になっている方はぜひ、最後まで読んでいって下さい。

 

ナラティブアプローチとは

ナラティブアプローチとは、様々な解決すべき問題を抱えた相談者へのカウンセリングなどを相手の語る物語を通して問題の核心に迫る方法です。
ナラティブアプローチは看護や医療分野だけではなくキャリアコンサルティングでも活用されている手法です。
ナラティブアプローチは相談者が主体のカウンセリングやケアであり、ビジネスの現場において良好な人間関係を築くための手法としても有効とされています。
また、以下のようなナラティブアプローチに関する考え方があります。
・ナラティブアプローチと社会学の関係性
・ナラティブとストーリーの根本的な違い
それぞれについて解説します。

ナラティブアプローチと社会学の関係性

ナラティブアプローチは、社会学との関係性があります。
特に社会構成主義と言われる考え方をベースとしており、物事は周囲の様々な影響の上に成り立っているという考え方をしています。
ナラティブアプローチも上記の考え方同様、人の考え方は周囲にいる様々な人に影響されると考えられています。
ですから、物語を聞き出して、その人独特の背景からカウンセリングなどのアプローチを行うことが重要です。

ナラティブとストーリーの根本的な違い

ナラティブは対話が重視されており、ストーリーは一方的な語りという点に根本的な違いがあります。
なぜなら、ストーリーは作者が起承転結を考えて読み手が一方的に受け取るという性質があるためです。
ナラティブはあくまでも対話が重要視されます。
一方的かそうでないかが根本的に異なります。

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ナラティブアプローチが注目される社会的背景

ナラティブアプローチが注目される社会的背景には、問題が複雑化している現代に対応できる手法だという期待があります。
従来の方法ではなかなか解決できなかった問題をナラティブアプローチは解決できると考えられているためです。
一方的なカウンセリングを行うのではなく、対話を通して複雑な問題を解決することが重要視されています。

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ナラティブアプローチを実践する上で重要なこと

「ナラティブアプローチを実践する上ではどのようなことが重要なのだろうか」と気になりませんか。
ナラティブアプローチを実践するにあたっては、以下の4つが重要です。
・丁寧に対話する
・対談相手を尊重する
・問題を見つける
・専門家の立場を捨てて支援する
それぞれについて解説します。

丁寧に対話する

ナラティブアプローチでは丁寧に対話することが重要です。
なぜなら、些細なことから解決の糸口が見つかる可能性があるためです。
丁寧に相談者の物語を引き出し、対話を通して解決することが大切です。

対談相手を尊重する

ナラティブアプローチでは、対談相手を尊重することが大切です。
なぜなら、相手を尊重しなければ拝聴する姿勢が作れないためです。
出来る限り相談者が話をしやすい状況を作る必要性があります。

問題を見つける

ナラティブアプローチでは、問題を見つけることが重要です。
なぜなら、相談者の語る物語を通じて解決すべき問題を発見することが可能なためです。
どのような問題を抱えているのかを探していくことが重要です。

専門家の立場を捨てて支援する

ナラティブアプローチを行うにあたっては、相談を受ける人は専門家の立場を捨てる必要性があります。
なぜなら、ナラティブアプローチでは相談者よりも上からの目線で対応するのではなく同じ目線で対応する必要性があるためです。
高い目線から問題を解決するのではなく、同じ目線で問題を発見し、解決することが重要です。

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ナラティブアプローチが適した事例

「ナラティブアプローチが適した事例とはどのような事例なのだろうか」と気になりませんか。
ナラティブアプローチが適した事例として、以下の事例があります。
・上司と部下の関係における対話
・同僚同士の対話
それぞれについて解説します。

上司と部下の関係における対話

ナラティブアプローチは上司と部下の関係における対話に適用できます。
上司と部下は職位こそ違いますが、対等な目線で物語を共有することで課題を発見できる可能性があるためです。
例えば上司と部下がコミュニケーション不全でうまくいかないといったケースでは、ナラティブアプローチでお互いの悩みや解決すべきことをすることが可能なこともあります。

同僚同士の対話

ナラティブアプローチは同僚同士の対話にも適用できます。
同僚同士でも物語を語り合い、解決すべき問題を発見し解決することが可能なためです。
同僚同士で話をし、業務や人間関係についての解決策を見出すことが可能です。

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ナラティブアプローチのメリット

「ナラティブアプローチのメリットはどのようなものなのだろうか」と気になりませんか。
ナラティブアプローチのメリットとして、以下のメリットがあります。
・組織に安心感を与えることができる
・コミュニケーションが円滑になる
それぞれについて解説します。

組織に安心感を与えることができる

ナラティブアプローチを行うことによって、組織に安心感を与えることができます。
なぜなら、ナラティブアプローチを通して物語を聞き、問題を解決していくことが出来る状態は安心感がある状態だと言えるためです。
気軽に話をして聞いてもらえる状態は良い状態だと言えます。

コミュニケーションが円滑になる

ナラティブアプローチを実践することによって、コミュニケーションを円滑にすることが可能です。
なぜなら、ナラティブアプローチを実践することによって社内でお互いの話を聞くことが出来る状態になるためです。
コミュニケーションが積極的に出来るような状態に組織を置くことができます。

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ナラティブアプローチのデメリット

「ナラティブアプローチにはどのようなデメリットがあるのだろうか」と気になりませんか。
ナラティブアプローチには、以下のようなデメリットがあります。
・対話の実践が難しい
・継続することが難しい
それぞれについて解説します。

対話の実践が難しい

ナラティブアプローチのデメリットとして、対話の実践が難しいという点があります。
辛抱強く物語を聞く作業をできるようになる必要性があるためです。
相手を否定せず物語をしっかりと引き出せるようになるまで時間がかかります。

継続することが難しい

ナラティブアプローチのデメリットとして、継続することが難しいというデメリットがあります。
会社が業務として認識するか、積極的に啓発していく必要性があるためです。
継続していくためにはしっかりと会社の中で仕事上重要なことだと認識される必要性があります。

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まとめ

今回は、ナラティブアプローチについて解説させて頂きました。
ナラティブアプローチは対話を重視し、相談者の語る物語から課題を見出し、解決する手法のことを指します
ナラティブアプローチを活用し、人間関係円滑な会社作りを推進しましょう。


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HRコラム編集部

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