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バリューチェーンとは?強みを活かし差別化を図ろう!

2022.04.28 その他

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「バリューチェーンとは何なのだろうか」
「バリューチェーンとはどのようなことを指しているの」
と気になりませんか。
バリューチェーンとは自社の活動が全て連鎖的につながっていると考えて、企業の経営活動を分析するマーケティング手法のことを指します。
この記事を読めば、バリューチェーンについて理解することができます。
バリューチェーンについて気になっている方はぜひ、最後まで読んでいって下さいね。

バリューチェーンとは?わかりやすく解説

バリューチェーンとはハーバード大学教授のマイケル・E・ポーター氏が提唱した事業分析のフレームワークのことを指します。
バリューチェーンの概念の中で最も重要な点は企業の活動全てがどのように利益につながっているかを分析するという点です。
単純に製造や販売、流通だけではなく人事労務管理や設計開発など事業に関わる全てが連鎖的にどのような価値を生んでいるのかを分析していくことになります。

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バリューチェーンとサプライチェーンの異なる点

バリューチェーンとサプライチェーンの異なる点として、バリューチェーンは全ての工程を連鎖的に見るのに対して、サプライチェーンは原材料の仕入れ、製造、販売までを分析するという違いがあります。
バリューチェーンは全体を通して分析しますが、サプライチェーンは一部を分析します
バリューチェーンの方が会社全体を通した分析が可能です。

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ケイパビリティとバリューチェーンの関連性

ケイパビリティとバリューチェーンには関連性があります。
ケイパビリティは企業組織そのものが持つ組織的な力だとされており、強化するために企業全体の事業活動における強みを分析するバリューチェーンを同時並行することが有力だといえます。
参考:ケイパビリティとは?特徴やフレームワークの種類、注意点について解説 
https://www.cbase.co.jp/column/article299/
ケイパビリティを強化するためにバリューチェーンで自社を分析してしましょう。

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バリューチェーンの構成要素は2つ

「バリューチェーンとはどのような要素で成り立っているのだろうか」と気になりませんか。
バリューチェーンを構成する要素は以下の2つです。
・主活動
・支援活動
それぞれについて解説します。

主活動

バリューチェーンの構成要素には主活動と呼ばれる要素があります。

主活動には、以下が含まれます
・購買
・製品製造
・出荷
・物流
・販売
・サービス
主活動は実質的に目に見える部分で企業利益に貢献している部分を指しています。
原材料の仕入れから製品を製造する工程や、出荷、販売後のアフターサービスなどが主活動となります。

支援活動

バリューチェーンには支援活動と呼ばれる要素があります。
支援活動には以下が含まれます
・全般の管理
・人事労務管理
・技術開発
・調達活動
実際の原料を入手することや、販売に携わっていない見えにくい部分が支援活動の部分となります。

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バリューチェーンの目的

バリューチェーンの目的は2つあります。
目的の1つ目はバリューチェーン分析を行うことによって自社の強みと弱みを見つける事です。
自社の事業活動に関わる全てを分析することによって、自社独自の強みや、他社に比べて自社が弱い点を知ることができます。
バリューチェーンの目的の2つ目はコスト削減です。
実際の生産活動だけではなく管理部門などの全ての活動を分析することでコスト削減について深く検討することができます。
製品製造に関する部分などに関しては原価低減などの手法があります。
しかし、事務職などのスタッフ部門を含めたコストカットは仕事の効率化を徹底することや少数精鋭で仕事を回すといった手法が必要となってきます。

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バリューチェーンを分析する手法

「バリューチェーンを分析するには、具体的にはどのような方法があるのだろうか」と気になりませんか。
バリューチェーンを分析するためには、以下の手法があります
・自社の分析
・コストを分析
・自社の強みと弱みを分析
・VRIOの分析を行う
それぞれについて解説します。

自社の分析

バリューチェーンを分析するためには、自社の分析を最初に行います
なぜなら、自社のどの部分にどのような強みがあるのかを把握する必要性があるためです。
自社の事業活動を、細分化して直接部門だけではなく間接部門も含めて把握します。
主活動と支援活動をしっかりと区分けした後に、さらに主活動の中での強みを把握しましょう。
例えば、製品の仕入れを行う調達部、製造、物流、販売、そして最後にカスタマーセンターなどを把握していきます。
自社においてどの部分が強みとなっているのかを把握しましょう。

コストを分析

コストを工程ごとに分析し、効率化を目指します。
なぜなら、コストを把握することによってどの部分で余計な支出が出ているのかを判断できるためです。
また、コスト把握でもっと強化すべき部署があれば予算を立てて増強することも検討しましょう。
単純にコストをカットするという意識で部門を見るのではなく、注力すべき部分とそうでない部分を見極めることが重要です。
コストを削ることだけを目的に分析をすることは避けましょう。

自社の強みと弱みを分析

自社の強みと弱みを分析していきます。
これまで把握してきた部門ごとのコスト状況などから、自社にとって何が強みの源泉となり、何が弱みの原因となっているのかを分析しましょう
会社によって状況は異なりますが、同業他社の情報などを集めて「どのようにして他社は高い利益を出しているのか」が分かればより良い状態で分析ができます。

VRIOの分析を行う

最後にVRIOの分析を行います。
VRIOは各言葉の頭文字をとっています。
・価値(Value):特定の経営資源を持っていることでこれまでよりも売り上げ増加を見込めるか
・希少性(Rarity):特定の経営資源を保有していることで他社より優位に立てるのか
・模倣可能性(Imitability):特定の経営資源を保有していない企業が保有するためにどれほどのコストをかける必要性があるのか
・組織(Organization):経営資源を保有し活用できる状態に組織がおかれているのか
上記のVRIO分析を行うことによって、企業が他の企業とどれくらい優位な状況にあるのかを理解することができます。
VRIO分析を行う方法は調達など各部門の状況にVRIOをあてはめてYESまたはNOで答えを出していきます。

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まとめ

今回は、バリューチェーンについて解説させていただきました。
バリューチェーンとはハーバード大学教授のマイケル・E・ポーター氏が提唱した事業分析のフレームワークです。
バリューチェーンとは連鎖的価値を指しており、企業の直接部門や間接部門全体を把握し分析することで自社の強みと弱みを分析する手法です。
バリューチェーンとサプライチェーンの大きな違いは見る工程の長さです。
バリューチェーンは間接部門含めた会社全体を把握するのに対して、サプライチェーンは直接部門の活動を分析します。
バリューチェーンは主活動と支援活動の2つに分けられます。
主活動は以下のような直接部門を指します
・購買
・製品製造
・出荷
・物流
・販売
・サービス
支援活動は以下のような間接部門を指します
・全般の管理
・人事労務管理
・技術開発
・調達活動
バリューチェーンにおいては直接部門と間接部門すべてを分析することでより自社の強みと弱みがはっきりするようになっています。
バリューチェーンを活用し、自社の強みと弱みを把握しましょう。


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HRコラム編集部

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