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T型人材とは?これからの人事戦略に必要なT型人材について解説!

2021.07.09 人材育成

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T型人材とはどんな人材のことを指すのだろうか」
T型人材とは何なのだろうか」
と気になりませんか。
結論から申し上げますと、T型人材とは特定の職種に精通しつつも他の職種にも対応できるスキルを持った人材のことを指します。
T型人材は特定の職種のスペシャリストでありながらも、他の分野でも活躍できる非常に優秀な人材像であるといえます。
この記事を読めば、T型人材について理解することができ、自社でT型人材を育成・採用するかどうかを検討することができます。
T型人材について気になっている方はぜひ、最後まで読んでいってください。

T型人材とは?

T型人材とは特定の1職種のプロでありながらも、特定の1職種で培った経験をベースに他の分野にも幅広く知見を活かすことができる人材のことを指します。

T型人材は-(マイナス)型人材とI型人材を組み合わせてT型人材となっており、-(マイナス)型人材はゼネラリストなどのいわゆる総合職型の人材のことを示しており、I型人材は1職種に精通したスペシャリストである専門職のことを指します。

-型人材とI型人材を組み合わせたものがT型人材だということです。

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T型人材を育成する前に立ちはだかる日本特有の問題

T型人材を育成する前に立ちはだかるのが日本特有の問題です。

日本はもともと総合職型の人材育成を得意としてきたため、社内にまずスペシャリストが少ないという現状があるためです。

日本企業の中でも特に大企業においては最初に配属された部署に10年単位で在籍することは稀で様々な部署の仕事を経験して出世していくことが一般的でした。

外部から人材を採用するか、それとも育成に尽力するかが問題となります。

いきなりT型人材を育てることは難しいといえます。

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T型人材以外のバリエーション

「T型人材以外にはどんな人材がいるの」と気になりませんか。
T型人材以外では以下のような人材のバリエーションがあります。
・I型人材
・π型人材
・H型人材
それぞれについて解説します。

I型人材

I型人材は特定の部署で10年以上などの長期にわたって専門性を磨いてきたスペシャリストのことを指します。
日本企業の中では製造業等における技術職や研究職に多く、まさに特定の仕事におけるスペシャリストといえます。
事務系職種や営業職などの職種では異動が多いことが一般的なのでI型人材は少ない傾向にあります。

π型人材

π型人材は2つの専門職を極めた社員のことを指します。
ダブルメジャーとも呼ばれており、2つの職種を極めている分だけ貴重な戦力であるといえます。
専門性の高い分野を2つ持っていることから深く独創性の高い仕事をすることができると期待されている人材です。

H型人材

H型人材は深い専門性を持っていると同時に他の部署との連携などを行える積極性がある人材です。
複数の専門職とうまく仕事を共有し、新しいプロジェクトなどを前に進める力を持っています。
単なる専門職ではなく新しい仕事を前進させる優秀な人材です。

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T型人材を育成するには計画的な育成計画を練る必要性がある

T型人材を育成するには計画的な育成計画を練る必要性があります。
理由として、新卒採用では専門性のある人材の採用はできないため、必然的に育てるか外から採用する必要性があるためです。
外部から中途採用者を集めることも良い手法ですが、自社内でT型人材を育てるノウハウを培うためにも可能な範囲で新卒段階から計画を練って育成していくことの方が望ましいといえます。
T型人材を育てるにあたっては以下の方法があります。
・専門性のあるI型人材を新卒から育成する
・ジョブローテーションに意義を持たせる
・社内にいる人材を多様化させて柔軟な発想を身に着ける
・副業などで多様な働き方を知る機会を設ける
それぞれについて解説します。

専門性のあるI型人材を新卒から育成する

専門性のあるI型人材をまずは自社内で新卒段階から計画的に教育して育成するようにしましょう。
軸となる経験が必要となってくるためです。
特定の1職種においては理解できないことがないというレベルまで鍛え上げられるようにしましょう。

ジョブローテーションに意義を持たせる

ジョブローテーションに意義を持たせるようにしましょう。

ジョブローテーションにT型人材を育成するという大きな役割・意義を持たせることでより効果的な職業経験の積み重ねが可能となるためです。

なんとなく慣例で人事異動等のジョブローテーションを行うのではなく育成に主眼を置いて優秀な上司の存在する部署に新卒を積極的に配属することが大切です。

社内にいる人材を多様化させて柔軟な発想を身に着ける

社内にいる人材を多様化させることによって柔軟な発想を身に着けられるようにしましょう。

外国人や高齢者、外注業者などの社内の若手が通常ではあまり接することができない人材と交流できるような状況を作ることで感性が磨かれるためです。

画一的な考え方を持った集団の中だけで新卒を研修させるのではなく様々な人と交流をして多様で柔軟な考え方を持てるように育成しましょう。

副業などで多様な働き方を知る機会を設ける

副業などを解禁して多様な働き方を知る機会を設けることも重要です。
社内の仕事だけを行っているとなかなか社外の仕事をするチャンスがないためです。
副業を解禁してよりスキルアップできるようにサポートすることでT型人材が出現する可能性があります。

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T型人材を採用する上で重視すべきこと

T型人材を採用する上で重視すべきことは、何かにすでに特化しているスペシャリスト系の人材にキャリアチェンジを積極的に促すことです。
中途採用者は即戦力として転職することを望み年収アップのために経験職種で転職していくのでなかなか採用しにくいためです。
また、実際問題として複数の職種に精通している人材はなかなか中途採用面接でも出会うことは難しいといえます。
1職種の経験が10年を超えて職歴に一貫性のある人材に対して「新しい仕事に挑戦しませんか」など面接の場で働きかけて入社してもらうなどの創意工夫が必要となります。
待遇などについても出来るだけ優遇するようにしてT型人材になり得る人材を採用する努力をすることも重要です。

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まとめ

今回は、T型人材とは何かについて解説させていただきました。
T型人材は特定の職種のスペシャリストでありながらも、他の職種にもカバーできる知見を持った存在のことを指します。
T型人材は日本企業には少ない傾向にありますが、育成を行うことは可能です。
自社でT型人材の育成を行ってみましょう。

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HRコラム編集部

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