松岡昌宏の引退理由はなぜ?噂は本当?所属事務所はどこか、今後の活動がどうなるかまで徹底調査

松岡昌宏 国分太一 コンプラ違反 スポニチ Sponichi Annex

2025年6月25日、日本中に激震が走りました。31年という長きにわたり、音楽シーンの第一線を走り続け、お茶の間では「DASH村」などを通じて国民的な人気を博してきたグループ「TOKIO」が、あまりにも突然に解散を発表したのです。この衝撃は、メンバーであった松岡昌宏さんの今後のキャリアに対する大きな注目と、同時に「彼も芸能界を去ってしまうのではないか」という深刻な不安をファンの心に呼び起こしました。

TOKIOのドラマーとしての力強いビート、そして俳優として見せる繊細かつ情熱的な演技。その唯一無二の存在感で多くの人々を魅了し続けてきた松岡昌宏さん。しかし、盟友・国分太一さんのコンプライアンス違反問題という、あまりにも悲しい形で引き金を引かれた今回の解散劇。度重なる苦難の末に下されたこの決断を前に、彼は一体何を思い、どのような未来図を描いているのでしょうか。

この記事では、TOKIO解散の激震の中で多くのファンが抱えているであろう、以下のような切実な疑問と不安に対して、松岡昌宏さん本人が発した生の声や、信頼できる報道内容を徹底的に分析し、どこよりも深く、そして正確にその核心に迫ります。

  • 松岡昌宏さんが芸能界を引退するという噂は、果たして本当なのでしょうか?その根拠や背景にあるものは何なのでしょう。
  • もし引退しないのであれば、俳優として、そして一人のタレントとしての今後の具体的な活動は、一体どうなっていくのでしょうか。
  • 城島茂さんと共に副社長という重責を担ってきた「株式会社TOKIO」は、今後どうなるのか。その結末とは。
  • 新たな活動の拠点となる所属事務所はどこになるのでしょうか。STARTO ENTERTAINMENTへの移籍の可能性、あるいは独立という選択肢はあるのでしょうか。
  • TOKIOという偉大なグループの解散という、あまりにも重い決断に至った詳細な経緯と、その裏に隠された松岡さんの偽らざる心境とは。
  • 一部メディアで報じられた、メンバー間の「いじめ」や「不仲説」は事実なのか。松岡自身の口から語られた真実を明らかにします。

本記事を最後までお読みいただくことで、TOKIO解散の知られざる真相、そして松岡昌宏という一人の男の「現在地」と、これから歩むであろう「未来への道筋」の全てが、鮮明に浮かび上がってくるはずです。それでは、詳細な検証を始めましょう。

目次

1. 松岡昌宏は芸能界を引退する?噂の真相を本人の発言から徹底検証

松岡昌宏 国分太一 コンプラ違反 スポニチ Sponichi Annex
松岡昌宏 国分太一 コンプラ違反 スポニチ Sponichi Annex

TOKIOの電撃的な解散が報じられた直後から、SNSやネットニュースのコメント欄には「松岡くんまで辞めてしまったら…」「もう心が折れてもおかしくない」といった、彼の身を案じる声が溢れかえりました。これが「松岡昌宏、引退か」という噂の直接的な火種となったのです。しかし、結論を先に述べます。2025年6月27日の時点において、松岡昌宏さんが芸能界を引退するという事実は一切なく、それどころか彼は前を向いて歩み続ける意志を明確に示しています。では、なぜこれほどまでに引退説が信憑性を持って語られたのでしょうか。その背景にあるTOKIOの壮絶な歴史と、松岡さん自身の言葉から彼の真意を紐解いていきましょう。

1-1. なぜ引退説が浮上したのか?TOKIO解散までの悲痛な道のり

松岡さんの引退説がこれほどまでに現実味を帯びて囁かれたのは、TOKIOというグループが近年、あまりにも過酷で悲痛な道のりを歩んできたからです。順風満帆に見えた国民的グループが、坂道を転げ落ちるように苦難に見舞われた歴史を振り返ることで、ファンが抱いた不安の根源が見えてきます。

  • 栄光からの転落劇① 2018年:山口達也さんの不祥事と「甘えの根源」発言
    TOKIOの歯車が大きく狂い始めたのは、2018年のことでした。ベース担当であり、DASH村ではムードメーカーだった元メンバー、山口達也さんが起こした不祥事。グループに激震が走り、活動自粛を余儀なくされました。その後の4人での記者会見。憔悴しきったメンバーの中で、松岡さんは涙を浮かべながらも、凛とした態度でこう言い放ちました。
    「彼の甘えの根源が僕らTOKIOだったとしたら、そんなTOKIOは一日も早くなくした方がいい」
    この言葉は、単なる仲間への非難ではありませんでした。グループの一員として責任を背負うという強い覚悟と、TOKIOという存在そのものを問い直すほどの彼の深い愛情、そして何よりも強い正義感の表れでした。この「男気」あふれる姿は多くの人々の胸に深く刻まれ、だからこそ今回の騒動で「誰よりも心を痛めているのは松岡さんに違いない」という同情論へと繋がり、引退説の一因となったのです。
  • 栄光からの転落劇② 2021年:音楽的支柱・長瀬智也さんの脱退と「株式会社TOKIO」の船出
    山口さんの脱退という大きな傷を抱えながらも、4人で活動を模索していたTOKIO。しかし2021年、グループの音楽面を長年牽引してきた唯一無二のボーカリスト、長瀬智也さんが「裏方として新しい仕事に就きたい」という自身の夢を追い、グループを脱退。同時に芸能界からも引退しました。フロントマンであり、音楽的支柱を失ったTOKIOは、バンドとしての活動に事実上の終止符を打つことになります。残された城島茂さん、国分太一さん、そして松岡さんの3人は、ジャニーズ事務所から独立し、「株式会社TOKIO」を設立。城島さんが社長、松岡さんは副社長兼広報担当という新たな肩書を背負い、未知の海へと船出しました。
  • 栄光からの転落劇③ 2025年6月:最後の砦・国分太一さんの不祥事と「解散」
    そして、最後の決定打となったのが、今回の国分太一さんのコンプライアンス違反問題でした。2025年6月20日、日本テレビが『ザ!鉄腕!DASH!!』からの降板を発表し、同日、国分さん自身も無期限の活動休止を発表。この事態は、まさに最後の砦の崩壊でした。この報告を受け、松岡さんと城島さんは、わずか5日間で「解散」という最も重い決断を下すことになったのです。度重なるメンバーの問題、そのたびに矢面に立ち、グループを、そしてファンを守ろうと奮闘してきた松岡さんの姿を見てきたからこそ、「もう彼の精神が限界に達してもおかしくない」と多くの人が感じ、それが引退という憶測を呼んだことは想像に難くありません。

1-2. 松岡昌宏本人が語った「解散」と「今後」【引退は否定】

渦中の松岡昌宏さんは、2025年6月27日、主演舞台「家政夫のミタゾノ」の稽古のために訪れていた愛知県東海市で、集まった報道陣の囲み取材に約20分間、真摯に応じました。解散発表後、メンバーが公の場で肉声を発するのはこれが初めて。黒のTシャツに黒のキャップ、茶色のパンツに眼鏡というラフな出で立ちで現れた彼は、まずキャップを脱ぎ、集まった報道陣と、その先にいるファンに向けて深々と頭を下げました。その一連の所作に、彼の誠実な人柄が凝縮されていました。

そして、自身の言葉で、ゆっくりと、しかしはっきりと語り始めました。その第一声は、ファンへの痛切な謝罪でした。

「大変ふがいない終わり方で31年間応援してくれたファンの方には本当に申し訳ない。こんなかたちで終わらせるつもりはなかったんですけど」

この言葉には、彼の無念さ、悔しさ、そして何よりもファンに対する計り知れないほどの申し訳なさが込められていました。解散という決断に至った経緯については、「率直なところ残念ではあるんですが、現段階で日本テレビさんの会見を見て、城島と自分がこれ以上TOKIOを名乗るわけにはいかないなという判断に至り解散になりました」と説明。「“またかTOKIO”っていうのが恐らく一般の皆様のリアクションなのかな。もうそこはさすがに限界だなと感じて話し合って解散しました」と、世間の厳しい声を真摯に受け止め、苦渋の決断であったことを赤裸々に明かしました。

そして、日本中が固唾を飲んで見守っていた自身の今後について、引退を明確に否定し、未来を見据える力強い姿勢を示したのです。

「城島茂と松岡昌宏とそして無期限休養中の国分太一。彼はどうなるか正直分かりません。でもまだ人生続きます。ゆっくり時間をかけて自分自身も見つめながら、行動を起こしていきたい。もしも皆さんの心に余裕がありましたらどうか見守ってほしい」

この発言は、引退という選択肢が彼の中に存在しないことを明確に示すものでした。むしろ、この未曾有の逆境を受け止め、「うわあ、人生はこういうことがあるのか。まだまだ学ばなきゃいけないんだなと思うのが本音です」と語る姿には、この経験さえも自らの血肉に変えようとする、松岡昌宏という人間の底知れぬ強さと真摯さが表れていました。

2. 松岡昌宏の今後の活動はどうなる?俳優業を軸に新たな道を模索

TOKIOという偉大な母船は、31年の航海を終え、その役目を終えました。では、そこから一人降り立った松岡昌宏さんの羅針盤は、これからどの方向を指し示すのでしょうか。彼のこれまでのキャリアと、今回の囲み取材での発言を総合的に分析すると、彼の活動の主軸はこれまで通り「俳優業」に置かれ、そこにタレントとしての活動や、長年育んできた福島との絆が加わる形で、新たな航路を切り拓いていく姿が浮かび上がってきます。ここでは、彼の今後の活動の展望を、より具体的に、多角的に掘り下げていきます。

2-1. 俳優・松岡昌宏としての活動は継続|主演舞台「家政夫のミタゾノ」も

松岡昌宏さんのキャリアを語る上で、絶対に外すことができないのが「俳優」としての顔です。1994年のドラマ「アリよさらば」でのデビュー以降、彼は数えきれないほどの作品で、その類まれな演技力を発揮してきました。デビュー初期の「サイコメトラーEIJI」で見せたクールな超能力者から、ホストの世界を描いた「夜王~YAOH~」での成り上がり、そして時代劇での重厚な演技まで、その役柄は実に多彩です。

そして、近年の彼の俳優人生における最大の当たり役といえば、誰もが認めるのが「家政夫のミタゾノ」シリーズでしょう。女装した家政夫・三田園薫という強烈なキャラクターを、完璧な所作と含みのある表情で体現。痛快な世直しストーリーと、毎回家事の豆知識を披露するというユニークな構成も相まって、テレビ朝日の人気シリーズとして確固たる地位を築いています。この作品は、彼のコメディセンスとシリアスな演技が融合した、まさに真骨頂と言えるでしょう。

今回の解散騒動の真っ只中にあっても、彼は主演舞台「家政夫のミタゾノ THE STAGE レ・ミゼラ風呂」の公演を一切休むことなく、プロフェッショナルとしてステージに立ち続けています。解散発表後の初めての肉声も、この舞台の稽古後に語られたものでした。「自分も舞台中。きちっとこなして、見に来てくださる方に失礼がないように」という彼の言葉通り、まずは目の前の仕事に全霊を注ぐ。このブレない姿勢こそが、彼が今後も俳優として生き続けるという何よりの証明です。ファンはこれからも、スクリーンや舞台の上で、新たな役に命を吹き込む松岡昌宏の姿を目撃し続けることができるはずです。

2-2. 福島との絆はどうなる?CM継続と復興支援への想い

TOKIOと福島県。その関係は、単なるタレントとロケ地というビジネスライクなものでは到底ありません。2000年に日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!!」でスタートした「DASH村」プロジェクトは、彼らがアイドルから「農業のできるアイドル」へと変貌を遂げる原点となりました。そして、2011年の東日本大震災。DASH村が福島県浪江町にあったことを公表し、以降、彼らは原発事故による風評被害に苦しむ福島の農産物の安全性を身をもって伝え、復興を応援する「代弁者」としての役割を担ってきました。その長年の功績が認められ、2021年には福島県庁内に異例の「TOKIO課」が設置されるほど、彼らは福島にとってかけがえのない存在となったのです。

だからこそ、グループの解散は、福島県民や関係者にとっても大きな衝撃でした。しかし、松岡さんの福島への想いは、グループという形がなくなっても揺らぐことはありませんでした。福島県側から「城島茂氏と松岡昌宏氏には、TOKIO解散後も変わらず福島県を応援していただきたい」という熱いエールが送られたことに対し、彼は取材で「本当にありがたいことです」と深く感謝しました。そして、こう続けます。

「城島ときちんと話し合って、どうしたら迷惑をかけずにできるか。今やらなければいけないことも投げ捨てるわけにはいきませんので、そこら辺は全うしてきちんとしたかたちを取りたい」

さらに、報道によると、松岡さんは解散を発表した25日に、自ら福島県庁の担当部署に直接電話を入れ、謝罪とこれまでの感謝を伝えたといいます。この義理堅く、誠実な行動こそ、彼の本心でしょう。今後のCM出演についても、国分さんを除く城島・松岡の2人で継続する方向で前向きに調整が進んでいると報じられています。そして、記者からの「今後、城島さんと2人で福島に足を運ぶつもりか」という問いには、間髪入れずに「もちろん」と即答しました。TOKIOという名前は消えても、松岡昌宏と城島茂の心に宿る「福島の魂」は、永遠に消えることはないでしょう。

2-3. 「ザ!鉄腕!DASH!!」への出演はどうなる?

TOKIOの歴史そのものと言っても過言ではない、日本テレビ系の長寿番組「ザ!鉄腕!DASH!!」。国分太一さんの降板、そしてグループ解散という未曾有の事態に、番組の存続を危ぶむ声も上がりました。しかし、日本テレビは番組の継続を早々に明言しており、城島さんと松岡さんの出演継続を要請していく方針です。

近年の「DASH!!」は、SixTONESの森本慎太郎さんや、元King & Princeの岸優太さんといったSTARTO社の後輩タレントたちが参加し、世代交代の様相も呈していました。しかし、番組の根幹を支えてきたのは、紛れもなくTOKIOのメンバーが20年以上にわたって培ってきた知識、経験、そして地元の人々との絆です。

国分さんが担っていたMC的な役割や場を回す力は大きな損失ですが、これからは城島さんの持つ農業や重機の専門知識と、松岡さんの持つ企画力やコミュニケーション能力が、新生「DASH!!」の二大支柱となっていくことでしょう。特に松岡さんは、後輩タレントたちを引っ張る「頼れる兄貴分」としての新たな役割も期待されます。彼自身、福島との関わりを大切にする姿勢を崩していないことからも、その活動の舞台である「DASH!!」への出演も継続していく可能性は極めて高いと考えられます。形は変われど、日曜の夜に、泥にまみれ、汗を流す松岡さんの姿は、これからも見ることができそうです。

3. 松岡昌宏の所属事務所はどこになる?株式会社TOKIO廃業後の3つの選択肢

今後の芸能活動を続けていく上で、その活動の基盤となる所属事務所の行方は、ファンにとって最大の関心事の一つです。2021年、3人で新たなスタートを切る象徴として設立した「株式会社TOKIO」。松岡昌宏さんは城島茂さんと共に副社長として会社の舵取りを担ってきましたが、TOKIOの解散に伴い、この会社の運命もまた、大きな岐路に立たされています。そして、松岡さん個人の所属はどうなるのか。考えられる3つのシナリオを、彼自身の言葉と共に詳しく見ていきましょう。

3-1. 株式会社TOKIOは「整理がつき次第、廃業いたします」と明言

「なんでもつくろう!」というポジティブなスローガンを掲げ、城島社長、国分・松岡副社長という体制でスタートした株式会社TOKIO。彼らの新たな挑戦は多くの人々に希望を与えましたが、その歴史はあまりにも短く、悲しい結末を迎えることになりました。

松岡さんは囲み取材の中で、会社の今後について、一切の含みを持たせることなく、はっきりとこう明言しました。

「今契約いただいてるスポンサーの方々との契約等の整理、関係者等の整理がつき次第、株式会社TOKIOの方も廃業させていただきます」

この言葉は、彼らが下した決断の重さと、けじめをつけようとする強い意志の表れです。グループの名前を冠した会社である以上、その母体であるグループが解散するなら、会社もまたその役目を終えるべきだという、潔い判断と言えるでしょう。松岡さんはさらに、会社設立時の覚悟についても触れています。「株式会社TOKIOを立ち上げたときに、いつか自分たちの仕事への方向性だったり、いろんなことが起きるだろうと。そのときに1人、次(不祥事などが)あれば終わりだなという話をしてから会社を立ち上げたものですから」。今回の迅速な解散・廃業という決断は、決して場当たり的なものではなく、設立当初から胸に秘めていた覚悟に基づいた、必然の帰結だったのです。

3-2. STARTO社への移籍は「まだ決めていない」

株式会社TOKIOは、古巣であるSTARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所)とエージェント契約を結んでいました。つまり、マネジメント業務の一部を委託する形をとっていたわけです。そのため、会社が廃業した後の最も自然な流れは、松岡さんが個人としてSTARTO社に籍を移すか、新たにエージェント契約を結び直すという選択肢です。

しかし、この点に関して、松岡さんは驚くほど慎重な姿勢を見せています。彼の口から出たのは、即決ではなく、熟考の時間が必要だという真摯な言葉でした。

「STARTO ENTERTAINMENTにいくかどうかまだ決めてないです。城島は城島、自分は自分で動き出すんですけど、STARTOとエージェントしていくのかどうかもゆっくり考えながら。少し冷静になって、しっかり客観視して。これから人生まだまだありますので、考えていきたいと思います」

この発言は、彼が現在、完全に白紙の状態で自らのキャリアを見つめ直していることを示唆しています。TOKIOという31年間背負い続けた大きな看板を下ろした今、感情に流されることなく、一人の人間・松岡昌宏として、今後の人生をどう歩むべきかをじっくりと考えたい。その誠実な思いが伝わってきます。

3-3. 独立や新たなエージェント契約の可能性

STARTO社への移籍が「未定」である以上、当然ながら他の選択肢も現実味を帯びてきます。具体的には、以下の2つの可能性が考えられます。

  • ① 個人事務所を設立し、完全に独立する道
    近年、旧ジャニーズ事務所からは中居正広さんや岡田准一さんなど、多くの実力派タレントが独立し、自身の会社を設立して成功を収めています。俳優業を主軸とする松岡さんにとっても、この道は十分に考えられる選択肢です。メリットとしては、仕事選びの自由度が高まり、自分のやりたいことに特化できる点が挙げられます。一方で、営業活動から経理・法務といった事務作業まで全てを自身で管理する必要があり、その負担は計り知れません。
  • ② 他の事務所との新たなエージェント契約を結ぶ道
    必ずしもSTARTO社にこだわる必要はなく、俳優のマネジメントに定評のある他の芸能事務所とエージェント契約を結ぶという可能性もあります。これにより、質の高い俳優の仕事を得やすくなる可能性があります。

松岡さんは「人生まだまだありますので」と語りました。彼のキャリアは、決してここで終わりではありません。むしろ、ここからが新たな始まりなのです。彼がどの道を選んだとしても、それは彼が熟考の末に見つけ出した最善の航路のはず。ファンとしては、その決断を尊重し、静かにその時を待つのが賢明と言えるでしょう。

4. 松岡昌宏が全否定した「いじめ・不仲説」の真相とは?

国分太一さんの不祥事に端を発したTOKIOの解散劇。その混乱の中、一部の週刊誌メディアが「国分太一と山口達也が、松岡昌宏に恥をかかせるようないじめをしていた」という、にわかには信じがたい記事を報じました。この報道は、長年TOKIOの固い絆を信じてきたファンに大きな衝撃と悲しみを与え、グループの解散理由を巡る憶測に油を注ぐ形となりました。しかし、この疑惑に対し、当事者である松岡昌宏さんは、自らの言葉で、力強く、そして明確に「NO」を突きつけたのです。

4-1. 国分太一による「いじめ疑惑」を「一切ございません」と真っ向否定

6月27日の囲み取材。記者団から、このデリケートな問題について直接問われた松岡さんは、一瞬の躊躇もなく、むしろ強い意志を込めた口調で、この疑惑を真っ向から否定しました。

「この場を借りてはっきり言わせてもらいますが、TOKIO内にいじめはまったくございません。そういったことは一切ございませんし、自分もそれを聞いたときに、はっ?となった。その辺はご安心ください。憶測に憶測が生まれ、そこに尾ひれはひれがつき物語が生まれてるなと」

「はっ?となった」という彼の素直なリアクションは、報道内容がいかに事実無根であるかを物語っています。彼は単に否定するだけでなく、「尾ひれはひれがついて、物語が生まれている」と、メディアによる憶測報道のあり方そのものに苦言を呈しました。そして何よりも、「ご安心ください」という一言。これは、報道によって心を痛め、不安に思っているファンに向けられた、彼の最大限の優しさと誠意の表れでしょう。30年以上にわたり、テレビ番組などで見せてきた彼らの関係性を知るファンにとって、この松岡さん自身の言葉は何よりも重い真実として響いたはずです。

4-2. 国分太一との関係性「縁は切れない。ぶっ飛ばせないでしょ?」

では、いじめや不仲を否定した上で、今回の解散の直接的な原因を作ってしまった国分太一さんに対し、松岡さんは現在どのような感情を抱いているのでしょうか。彼の言葉を丁寧に拾っていくと、そこには単なる怒りや失望では片付けられない、36年という歳月が育んだ複雑で、しかし間違いなく深い仲間への情愛が浮かび上がってきます。

国分さんの現在の様子について、彼は「猛省に猛省を重ねて、多分もう奈落の底にいる状態」「(電話の声は)36年一緒にいますけど、聞いたことない声」と、突き放すのではなく、その憔悴しきった状態を深く慮りました。解散という重い決断を電話で伝えた際の国分さんの反応についても、「申し訳ない、申し訳ないだけですね。たぶん自分が彼と同じ立場だったら同じ事を言うでしょうし」と、その痛みを我がことのように受け止め、理解を示しました。

そして、記者から今後の国分さんとの関係について問われた際、松岡さんらしい、不器用ながらも愛情に満ちた言葉が飛び出したのです。

「元メンバーになってしまったんですが、これもお叱りを受けるかもしれませんが、縁はあるので、縁は切れないと思います。縁が切れてしまったら、ぶっ飛ばせないでしょ?」

このウィットに富んだ、しかし本質を突いた一言。これこそが、彼らの関係性の全てを物語っています。犯した過ちは許されることではありません。しかし、だからといって36年間築き上げてきた縁までを断ち切ることはできない。叱咤激励し、時には拳を交える(もちろん比喩的な意味で)ことも含めて、仲間として最後まで向き合い続ける。これはいじめや不仲とはまさに対極にある、深く、そして成熟した大人の絆の形と言えるでしょう。

4-3. 元メンバー山口達也・長瀬智也との現在の距離感

今回の解散という大きな出来事について、すでにグループを去った2人の元メンバー、山口達也さんと長瀬智也さんには連絡を取ったのでしょうか。この問いに対し、松岡さんは「してないです。2人からも連絡はきてません」と、あっさりと答えました。そして、「それぞれの目線で現状を見てると思います」と続けました。

この言葉を、冷たい関係だと捉えるのは早計です。むしろ、それぞれが選んだ道を歩む者同士、互いの人生を深く尊重しているからこその距離感なのでしょう。多くを語らずとも、互いの心中を察することができる。それもまた、長年苦楽を共にした者たちだけが分かり合える、特別な絆の形なのかもしれません。松岡さんは「TOKIO愛は5人が5人とも違った形で持っていると思います」とも語りました。デビュー当時の5人、4人になった時、そして3人になった時。それぞれの時代に、それぞれの形の「TOKIO」が存在し、その想いは今も5人の胸の中に生き続けている。彼の言葉は、そう示唆しているようにも聞こえました。

5. まとめ:松岡昌宏は引退せず、新たな道を歩み始める

31年の歴史に幕を下ろしたTOKIO。その電撃解散というあまりにも大きな嵐の中で、ファンの間を駆け巡った松岡昌宏さんの引退説。しかし、彼自身の口から語られた真摯で力強い言葉は、その全ての憶測を打ち消し、彼が新たな航海へと乗り出す覚悟を決めていることを明確に示してくれました。

最後に、本記事を通じて明らかになった重要なポイントを、改めて以下にまとめます。

  • 引退の可能性について:
    松岡昌宏さん本人が引退をきっぱりと否定しました。「でもまだ人生続きます。ゆっくり時間をかけて自分自身も見つめながら、行動を起こしていきたい」と語り、芸能活動を継続していく強い意志を示しています。
  • 今後の具体的な活動について:
    キャリアの主軸である俳優業は今後も継続。主演舞台「家政夫のミタゾノ」をはじめ、ドラマや映画でのさらなる活躍が期待されます。また、TOKIO時代から続く福島県との深い絆を大切にし、城島茂さんと共に復興支援活動や関連CMへの出演を続けていく意向です。国民的番組「ザ!鉄腕!DASH!!」への出演も継続される見込みです。
  • 所属事務所の行方について:
    3人で設立した「株式会社TOKIO」は、関連契約の整理がつき次第、廃業することを明言しました。今後の個人の所属先については「まだ決めていない」と非常に慎重な姿勢を見せており、STARTO社への移籍や独立など、全ての選択肢を視野に「冷静に客観視して」時間をかけて検討していく考えです。
  • 解散の真相といじめ・不仲説について:
    TOKIOの解散は、国分太一さんのコンプライアンス違反問題を受け、「これ以上TOKIOを名乗るわけにはいかない」という松岡さんと城島さんの断腸の思いによる決断でした。一部で報じられたグループ内でのいじめや不仲説については、「そういったことは一切ございません」と真っ向から完全否定しました。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次