2016.08.23モチベーション・組織活性化 , 人材育成・能力開発

社内研修アンケートの項目例と研修後アンケートを行うべき理由

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新入社員研修から始まり、職級が上がった際の研修や専門技術に特化した研修など、多くの企業が必要に応じ、いくつもの社員研修を実施しています。研修内容によっては、講師として専門のコンサルタントを招いたり、あるいはホテルを借りたりしなければなりません。

研修は社員への投資です。企業は自社社員の成長を促進させる目的で、研修に多くの費用と時間を費やします。そのため、本当にコストに見合うだけの研修成果があったのか、受講者に確認することは非常に重要です。

今回は、社員が受けた研修の成果を把握するための研修後アンケートについてご紹介します。

研修後アンケートの効果

good-effects-of-questionnaire-after-in-house-training社員に対する研修は、「このスキルを身につけてほしい」「このような行動ができるようになってほしい」という目的のもとに実施されています。その目的が達成されているか確認するためには、研修後アンケートの実施が不可欠です

研修後アンケートの結果は、受講者の達成度を知るためだけではなく、次年度の研修プログラムの検討にも役立てることができます。アンケートの結果から改善点が見つかれば、研修プログラムを見直す必要があります。

また、アンケートへの回答を通して受講者が研修を振り返り、教わった内容について理解を深めることができるというメリットもあります。

社内研修アンケートの項目例

研修の効果を高めるためには、社内研修アンケートの項目が重要です。

「研修は分かりやすかったか?」など、研修内容や講師の評価を求めるだけの問いは、企業側が次年度の研修内容を考える参考にはなりますが、受講者自身のプラスにはなりません。

受講者に研修内容を深く理解してもらい行動に影響を与えるためには、以下のような質問が有効です。

【1】「行動変化」を問う質問

quastion-about-action「研修内容を業務でどのように実践しますか?」などの質問を行うことにより、受講者に行動の変化を促すことができます。またこのような質問の実施は、研修の根本にある「企業のために成長してほしい」という目的を、改めて社員へ掲示することができるという点でも有意義です。

【2】「成果」を問う質問

question-about-outcome研修終了後、時間が経ってから「研修後どのような成果がありましたか?」と質問することは、成長へのモチベーションを持続させる効果が期待できます。また、その際まだ行動に成果が現れていない社員がいた場合、成果が出ていない理由について本人と相談しましょう。研修内容について改善点が見つかれば、教育制度を見直すきっかけが生まれます。

アンケートの配布タイミング

短期的に研修の成果を高めるためには、研修前にアンケート用紙を配ることも効果的です。「この研修で学んだことは何ですか?」「今後、研修内容をどのように実践しますか?」という質問があることを事前に知った受講者は、各々のゴールを設定し、自発的な意識を持って研修を受講するようになります。目的がはっきりしないまま「なんとなく」受講した場合と比較し、社員の「学び」や「気づき」の姿勢に大きな違いが現れるでしょう。

おわりに

研修後アンケートの必要性についてご紹介しました。企業にとって有用な人材を育てるために欠かせない社内研修ですが、効果が見えづらく高いコストがかかります。そのため、業績が悪くなる、もしくは不景気になると、教育費や研修費を削る企業も少なくありません。

費やした労力や費用を無駄にせず、効果の高い研修を行うためには、社員一人一人が目的意識をしっかりと持ち、主体的に参加できるような工夫を凝らすことが大切です。アンケートをうまく活用し、良質な研修の実施に役立てていただければと思います。

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人事評価ナビ編集部

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