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企業風土とは?組織風土、社風との違い、改革のポイントを解説

2022.09.22 その他

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ここ最近、少子化の影響による新卒採用の困難、働き方改革の流れを受け、人材確保のために「企業風土の改革」の必要性に注目が集まっています。今回はこの「企業風土」について解説をしていきます。

企業風土とは?似た言葉との違いは?

「企業風土」と言っても、なんとなく似たような言葉が多く、具体的なイメージが掴みにくいと感じられてしまうことが多いようです。
ここでは「企業風土」と「企業風土に似た言葉」について解説します。

企業風土

 「企業風土」とは、その企業独自の環境や風習に根付いている従業員の行動や思考傾向を指します。
改革が必要だとされても、根付いたものから変化することは難しく、「課題の洗い出し」「行動を改善」「習慣の改善」といった行動に踏み出せない会社も多くあります。

組織風土

「企業風土」に似た言葉で「組織風土」と言うものがあります。
「組織」の「風土」となりますので、企業風土に比べてその範囲は小さくなります
組織風土も従業員の行動や思考に影響を及ぼすものですが、企業の中の特定の部署、または、特定のグループ組織に対して使われることの方が多くなります。
例えば、営業部であれば、行動を重んじる傾向が高いとか、総務部であれば、各部署の意向を丁寧にヒアリングする傾向が強いとか、このような具体的な行動で現れる場合もあります。
その他、企業以外にも特定のコミュニティー運営や、協会組織といった環境でも「組織風土」が使われるケースもあります。

社風

「組織風土」と似た言葉に「社風」と言うものもあります。「社風」とは、従業員が感じる職場での雰囲気のことを表します。企業風土や組織の文化から生じるもので、従業員が感覚として受け取っているその会社の特徴と言っても良いでしょう。
社風は、会社内での労働環境や社内のコミュニケーション、人間関係をもとに生まれることが多いようです。
その他、その企業及び業界特有の労働条件や人事の制度等に影響されることもあります。
「風通しが良い」「家族的な仲の良さ」というような職場の雰囲気を表す際にも使われます。

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日本企業の風土とは?

よく海外の企業と日本の企業は風土から違うと言われることが多くあります。
年功序列型の考え方が長く定着してしまっている日本においては、新入社員・新入りは、他の人よりも早く会社に出社して準備をしておくべきとか、先輩社員を敬うべきとか、会社の「お偉い方」が来る場合は社員全員がお出迎えをするべきなど、独特の目に見えない「常識」で作られた風土・文化があります。
一定の成果を果たせば担当業務はやり遂げたとみなす諸外国の考え方に対し、日本では上司が帰るまで部下は帰れない、在室時間の長さが忠誠心を表す、などの、今の働き方には合わない常識を空気感で社員に染み込ませている会社がまだまだあります。
しかし、これらの風土は、社内でルールや規則が曖昧なまま運用されていたとしても、社員相互の関わりにより会社が安全に運営されるケースにつながることがあるため、労働条件として問題を持つもの以外は、一方的に悪いとは言いがたいものもあります。

良い企業風土・悪い企業風土とは?

「企業風土の悪い会社は業績も悪い」と耳にすることがありますが、「良い企業風土」「悪い企業風土」とはどういったものを指すのでしょうか。
「良い企業風土」と聞くと、イメージするのは、従業員が明るくハキハキと働く様子や、従業員同士が仲良く良好なコミュニケーションが育まれている様子を思い浮かべる方が多いでしょう。
同時に企業が社員を尊重し大切に扱っている様子を感じ取る方も多いと思います。
反対に「悪い企業風土」と聞くと、従業員同士が仲悪く、元気がない様子でダラダラと働く風景や、横柄な上司や経営者による従業員への厳しい態度をイメージすることが多いでしょう。
実際に企業風土が悪いと言われる会社では、風通しが悪く情報の行き違いが起こったり、期日通りに業務が進まないことが多かったり、失敗や不都合が生じたときに隠蔽する体質があったり、と健全とは言い難い会社運営となっているケースが多く見られます

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企業風土の醸成とその影響とは

企業風土を作り上げていくにあたり、「形成」「編成」「構築」といった言葉ではなく「醸成」という言葉が使われます。
パーツを組み合わせ、相乗効果も含めた結果を見込んでいくのが「形成」や「編成」とするならば、企業風土の場合は、目に見えない雰囲気といった、人と人とのつながりがあるから生じる、醸し出す雰囲気までを見越すからでしょう。
企業風土が醸し出すものが、従業員や経営陣の自然な行動となって出てしまうため、企業風土の良い方向での醸成は経営の安全性と成長には不可欠です。良い企業風土も悪い企業風土も醸成の過程から、従業員が雰囲気や空気感に巻き込まれ、影響されていきます。

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企業風土を構成するものは

企業風土を構成する要素はハード的な要素とソフト的な要素とがあります。
ハード的な要素は「企業理念」「社是・社訓」「経営計画」「組織体制」「人事制度・人事評価の仕組み」などです。
一方ソフト的な要素は「従業員エンゲージメント」「職場内の人間関係」「明文化されていないルール」「従業員の行動習慣や価値観」などです。
これらハード的な要素、ソフト的な要素が良い社内の雰囲気を作っている場合は、企業風土が良いといえます。反対に、これらの要素で良いとは言えない状況が続いており、社内の雰囲気が悪い状態が続き、社員のモチベーションが上がらない様子の場合は、業績の向上や成果は望めず、さらには不祥事発生の引き金にもなりかねません。

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企業風土の改革が必要となるのは

企業風土の改革が必要とされていたのは、重大なコンプライアンス違反が発生した時など、不祥事が発生した場合や、その兆候が見られる場合が多くありましたが、最近では、企業と従業員個人との関係性の変化が理由となることも多くなりました。
年功序列、終身雇用から、雇用のあり方、年金制度、働く側のニーズが多用的になり、従業員個々の立場、環境とかつての企業風土とが合わなくなり、業務効率に影響する心配が強くなってきました。

企業風土の改革により、
・従業員の生産性やエンゲージメントを向上させる
・企業全体のパフォーマンスを向上させる
・企業イメージを刷新し、優秀な人材の獲得と離職率の低下を図る
といった成果を求める企業も少なくありません。

企業風土の改革が必要となる場合は、同時に上司・部下など縦の関係と、部門、部署ごとの横の関係とさまざまなところでコミュニケーション不全も発生していることも多く、仕組みの上での改革も必要になります。

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企業風土がイノベーション、活性化を起こした事例

3M
業務時間の15%は自分の好きな研究に使っても良いと認める3Mの有名は「15%ルール」。
3Mは不文律を認める文化があり、この「15%ルール」も不文律の一つです。この他にもある不文律や失敗を認める風土が重なり、自主性や自発的に生まれる推進力の源泉となっています。

・キリンビール
何十年と業界のトップシェアを誇っていたキリンビール。トップをアサヒに奪われてから、奪還と慢心の繰り返しで業績が徐々に下り坂に。
2015年社長に就任した布施孝之氏が若手社員や労働組合を巻き込んで「お客様のことを一番に考える組織になろう」と呼びかけ、改革に踏み出します。2018年に新たな挑戦を成功させる体験を社員で共有し、勢いをつけて風土改革を進めていきました。
今では、挑戦志向の風土を醸成するために、有志によりキリンアカデミアという企業内大学が立ち上がっている様子がHPでも紹介されています。

・湖池屋
昔ながらの商品に加え、積極的に攻めの姿勢を見せる商品開発で話題を作る小池屋。
低迷する時期を乗り越え、2016年にコーポレートブランドの統合を実施し、原点に立ち返りリブランディングし、これまでのオーナー企業にありがちなトップダウンな風土からの改革へ。
同年、社長に就任した佐藤章氏は、就任にあたりブランドブックを作成して、社員へのメッセージを盛り込みます。かつてスナックの世界にイノベーションを起こした原点に立ち戻って、どんどんチャレンジしていこう、と。
ここより、新ブランドが立ち上がり、そして次々と新たな商品が生まれ、今も勢いが続いています。

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まとめ

今回は企業風土について解説しました。
事例で紹介しました企業は生活に近い商品を多く出している企業なので、実際の商品を思い浮かべながら企業の雰囲気を考えていただくと、企業風土が社会に与える影響も感じやすいでしょう。
良い企業風土を醸成して良い発展をしていきたいですね。


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スマレビ HRコラム編集部

スマレビは、株式会社シーベースが提供するHRクラウドシステムです。経営を導く戦略人事を目指す人事向けのお役立ち情報をコラムでご紹介します。