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ロジハラとは?問題点や対応方法について解説します

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社員のロジハラにどのように対応するべきか、ロジハラを予防するためにはどうするべきか、お困りではないでしょうか。
近年問題視されるロジハラは、明確な定義づけが難しく、対応策を整えておかなければ、問題の解決は困難を極めます。
この記事ではロジハラとは何か、ロジハラをしてしまう人の心理や会社としてロジハラに対処する方法まで解説します。ロジハラの対応にお困りの方はぜひ参考にして下さい。

ロジハラとは

ロジハラとは「ロジカルハラスメント」の略称で、正論を過剰に突きつけて、相手を不快にするハラスメントです。
ロジカルは共感ハラスメントや、パワハラの一種に該当します。特に上司や同僚の論理的な物言いによって、職場の環境に悪影響を及ぼす場合、その悪影響は小さくありません。
論理的であることが悪いというわけではなく、正論を突きつけることで、相手が反論しにくくなり、精神的に追い詰めてしまうことが問題となっています。真面目に取り組む人や相手に気を使う人ほど、ロジハラの被害にあいやすいでしょう。
ロジハラは定義が曖昧になりやすく、「論理的=ロジハラ」であるとは限らないため、ロジハラの定義をはっきりさせたうえでの対応が求められます。

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ロジハラしてしまう人の心理

ロジハラをしてしまう人の心理はさまざまですが、以下のような心理が働くことで、ロジハラにつながります。
・相手よりも上の立場に立ちたい気持ちで
・相手の気持ちや状況がわからない
・自分が正しいと思い込んでしまう

たとえば、家族の介護で悩みがあり、ミスをしてしまった人に対して、「ミスをしないために〇〇すべきだった」と伝えるのは効果的ではありません。たとえそうすべきであった場合でも、相手を追い詰めてしまう場合があるためです。
自分が正しいという気持ちが先立ってしまい、相手の事情を考慮せずにミスを糾弾する場合もあります。
ミスに対して解決策の提示をすること事態が間違っているとは言い切れません。しかし、相手の状況を考慮しないことでの叱責やアドバイスは、ロジハラになってしまう場合があります。

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ロジハラが問題になる場合

ロジハラは「論理的であることが悪いこと」と捉えられる場合もありますが、その認識は不適切です。論理的な話は、問題解決の手法として欠かせず、社内外問わずコミュニケーションを取るためにも欠かせません。
ロジハラの大きな問題は相手の価値観の変化を強要し、心理的に追い詰めてしまうことです。たとえ指摘が論理的に間違ったことではなくとも、「相手の状況を理解していない」場合、相手に大きな負担を強いる結果になります。

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ロジハラを受けた場合の対処法

ロジハラを受けた際にそのまま相手の言うことを聞くのは、好ましくありません。精神的に負荷がかかり、うつ病などの発症につながる可能性があります。そのような事態に発展する前の対応が大切です。

個人でできる対応策としては、以下の対処法があるでしょう。
・本人に直接伝える
・本人とできるだけ距離を取る
・本人の上司に伝える

ロジハラは相手に自覚がない場合もあるため、「ロジハラです」と本人に直接伝える方法もあります。ただし、自分が正しいと思っている人に対して、効果がないことも少なくありません。
伝えて解決するのが難しい場合は、できるだけロジハラする人と距離を取る、または本人の上司に伝えると方法もあります。
ロジハラの対応に改善が見られない場合、または耐えられないと感じた場合には、休職や転職なども選択肢になるでしょう。精神疾患を患うなどすると改善までに大きな時間がかかってしまうため、そのような事態に発展する前の対応が大切です。

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ロジハラにならないためのポイント

ロジハラだと受け取られないためには、正論を伝える前に押さえたいポイントがあります。ここでは、どのようなポイントに注意するべきか、みていきましょう。

まずは話を聞くこと

ロジハラを予防するためには、正論を伝える前に、相手の話を聞き「共感的理解」をしながら話を聞きましょう。共感的理解とは、相手の立場に立って理解することを意味し、相手がなぜそのような行動をしたのか、どのような感情だったのか、考慮しながら話を聞いていく姿勢です。
ただし、「相手が間違っている」と感じたまま話を聞いてしまうのは、好ましくありません。相手の考えを否定する気持ちが生まれやすくなり、ロジハラにつながってしまいます。
なお、相手の考えが「自分の意見と一致しない」と感じても問題ありません。意見と一致していないということを理解できていれば、相手に対して適切なメッセージを伝えるための土台が整います。
相手の状況を理解できていなければ、適切な状況判断ができず、相手に正しい指示ができません。

言い方に配慮する

相手に何かを伝えるときには、言い方への配慮が大切です。特に伝える側が感情的になっている場合は、一度感情を落ち着かせて、相手に伝える必要があります
感情的になってしまうと、相手を言い負かすことが目的になってしまう、必要以上に相手のミスを非難してしまうなどの問題が生じやすくなります。
伝える場所やタイミングへの考慮も大切です。相手に伝えづらい内容を伝えるときには、周りに他の人がいるような場所を避け、明らかに疲れているような状況で伝えることのないようにしましょう。
相手が急いでいる状況であるのに、時間を取って話をするのは好ましくありません。端的に伝えるか時間を改める必要があります。
状況に応じて、適切なコミュニケーションの取り方をすることで、相手に話が伝わりやすくなり、ロジハラと受け取られることもなくなるでしょう。

正論が正しいとは限らないことを知る

論理的であることはビジネスでは重要ですが、正論が正しいとは限らないということを伝える側が知っておくことが大切です。「話の内容が論理的であること」と「適切なコミュニケーションの取り方」は多くの場合、一致しません。
正論を伝えた場合でも、相手の行動の改善につながらないのであれば、正論は論理的にも正しいとはいえなくなります。
「自分が正しい」と思い込んでしまっている人ほど、ロジハラをしてしまいやすいものです。そのため、「自分が相手の状況を理解できていないかもしれない」「うまく伝えられていないかもしれない」と自分の正しさに疑問を持ちながら、コミュニケーションを取る姿勢が求められます。

 

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企業でロジハラに対応する方法

ロジハラの問題を放置すると、企業としては大きなマイナスになってしまいます。しかし、ロジハラを防止するためには、万全の対策を整えることが大切です。ここでは企業でロジハラに対応するためにどのような方法があるのか、解説します。

ハラスメントへの対応体制を整える

ロジハラに対応するためには、ハラスメントへの対応体制を整えることが大切です。ロジハラはパワーハラスメントの一種で、ロジハラ以外のハラスメントが生じていることも多々あります。
ハラスメントは年々深刻化している問題です。企業はロジハラを含めたハラスメントに対して組織として対応していく重要性は高まっています
ハラスメントへの対応は企業として、毅然とした対応を取ることが大切です。ハラスメントへの対応は、企業として適切な対応体制を整えておかなければ、ルールや運用体制が曖昧になり、形骸化してしまいます。
ハラスメントについて詳しくはこちらの記事もご覧ください。

参考記事:ハラスメントの根本原因とは?なくすための解決策をわかりやすく

組織の風通しをよくする

ハラスメントの対応策として、組織の風通しをよくすることが効果的です。組織の風通しをよくすることで、コミュニケーションが円滑に行われるようになれば、社員間で「共感」の意識が生まれやすくなり、ロジハラの予防に効果を発揮します。
360度評価のように一人の社員を複数人で評価する制度を導入することで、個人に対しての理解が深まり、共感しやすくなるため、ロジハラ対策やコミュニケーション活性化の施策として有効です。

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まとめ

ロジハラは定義が明確化しにくく、どのような行為がロジハラなのか明確な定義が難しいため、状況に合わせた対応が求められます。しかし、ロジハラの問題は放置してしまうと、問題が大きくなり、企業にとってマイナスの影響をもたらします。
CBASEでは、ハラスメント対策のサービスも提供しており、ハラスメント傾向にある社員の抽出から、具体的な課題の把握、再発防止のためのモニタリングまで対応可能です。
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