2017.09.21その他

かつて勉強が苦手だった大人へ! 最先端の取り組みからみる今の学びとは?

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この10年ほどで、さまざまなデバイスや情報ツール―特にスマホとSNS―によって、私たちの学習を取り巻く「当たり前」な環境は大きく変わった。将来的には「AIの支援によって、人は今よりも10倍早く学べるようになる」といった予測も出されている。

日々様々なEラーニングや研修に追われている我々も、その恩恵?からは免れない。大きく変化していく可能性があるとも言われている「大人の学び方」について今回は企業内の人材育成に焦点を当て、様々な形で模索が始まっているup-to-date(最先端)な取り組みをもとに今の「学び」を考えたい。

企業におけるラーニングの変化

1)学ぶプラットフォームを作る
GE(General Electric)では、「相互に学び合う」「パーソナライズする」「引き込む」というキーワードをもとにしたBrilliantYOUという自社オリジナルのラーニングプラットフォームを構築。「学ぶための新たなプラットフォーム」を汎用化したサービスも増やし、「一人ひとりにパーソナライズしたコンテンツ提供」「学習履歴の可視化(本人にもフォロワーにも)」など最近のwebサービスらしい特徴が提供されており、学ぶためのプラットフォームづくりの参考にされている。

2)教材は「作成」から「キュレーション」へ
オンラインの良質な学習教材が多くあるスタンフォード大学発のコンテンツをはじめ、ドキュメンタリーやノンフィクションの映画なども教材になり始めている。Netflix, hulu, amazon prime videoなどの動画サービスには有り余るほどのコンテンツがあり、「必要なコンテンツのキュレーション」という視点で学習教材を選ぶことができる。

3) 「学び合う文化」を作る
ビジネス環境の変化に合わせて、あらかじめ計画した学習プログラムではなく、学び合う文化の育成が注目されている。この文化を作るにあたっては、先ほどのラーニングプラットフォームは相性がよく、メンバーの相互フォローの推奨、人事などによる積極的なコメント、「他の人が参考になったコンテンツ」のレコメンドなどプラットフォームに備えられた様々な機能が活用されている。
ただ、ドロップアウトしがちな社員に人事担当が直接声を掛けに行く、同じチームで集まって「最低1つは誰かに何かを教える」場を設ける、など、直接のコミュニケーションも重要だ。

個人の学びはどう変わるのか?

どこに居ても学ぶことができ、豊富なコンテンツがあり、スキルアップの道筋も丁寧に示してもらえる。かつてなく「学びやすい」環境が整っている現在。それは万人にとって「バラ色の未来」になるのだろうか? 答えはYesでもあり、Noでもあるだろう。
この「バラ色」な環境を活かすと、学ぶ意欲がある人は新しいことをどんどん学び、逆に、意欲の「ない」人とはその差が開く。
明日の自分に必要なことを、自ら学ぶことが求められる。そんな世界で「賢い学び手」であるために、まずは自分にあっていて、続けやすい、そんな「イマドキの学び方」を見つけることから始めてみたほうがよさそうだ。

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人事評価ナビ編集部

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