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より効果的なストレッチ目標の設定方法とは?適切な運用で業績アップを目指そう

2021.12.07 人材育成

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ストレッチ目標は社員のモチベーションを高めるのに効果的です。しかし、適切に設定できていないと、逆効果になってしまいます。ストレッチ目標で従業員のモチベーションを上げるためには、適切な目標設定と、フィードバックが大切です。
今回はストレッチ目標をどのように作ればよいか、その方法や運用するときの注意点を解説します。ストレッチ目標で効果的に会社の成長を促すための参考にしてください。

ストレッチ目標とは

ストレッチ目標とは、簡単ではなく、少し頑張らなければ到達できないような難しさの目標のことです。これに対して、チャレンジ目標は難易度が高く、達成できない可能性も考えられるくらいの目標を示します。
ストレッチ目標は「難しすぎず、簡単すぎず」であることが設定のポイントです。従業員から「頑張ればできそう」と思ってもらえ、モチベーションアップにつながり、目標達成する可能性が高まります。
これに対してチャレンジ目標は高い目標を設定して、限界に挑戦するくらいの難しさの目標です。目標達成できた場合の成果は大きいですが、達成できずに挫折してしまうと、モチベーションを下げてしまう場合もあります。

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ストレッチ目標設定のメリットとデメリット

ストレッチ目標を適切に設定することで、従業員の成長を効率的に促せます。ここではストレッチ目標を設定するメリットとデメリットについて解説します。

ストレッチ目標のメリット

ストレッチ目標設定のメリットは、少し難しい目標設定をすることで、社員が到達したときの達成感を感じられ、モチベーションの向上につながりやすい点、社員の成長を促しやすい点です。
チャレンジ目標の場合、高すぎる目標だと従業員に認識され、モチベーションを下げてしまう可能性があります。しかし、ストレッチ目標を適切に設定できれば「頑張れば達成できる」と従業員に思ってもらえるため、モチベーション向上につながります。
また、目標達成の可能性が高まる点もメリットです。目標達成によって、社員のモチベーションがより高まり、成長をより促しやすくなります。

ストレッチ目標のデメリット

ストレッチ目標は適切に設定できなければ、逆効果になる点、設定が難しい点がデメリットです。ストレッチ目標は高すぎず、低すぎずの目標設定が重要になるため、従業員の能力を適切に把握できていなければいけません。
そこで適切な目標が設定できていないと、高すぎる目標に挫折してしまう、低すぎる目標でモチベーションを下げてしまうということが起こってしまいます。また、設定のためには、従業員の売上だけではなく、内面まで把握しておく必要があるため、うまく運用するのは簡単ではありません。

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ストレッチ目標の設定方法

ストレッチ目標は適切な目標設定ができなければ、効果が発揮できません。しかし、適切なストレッチ目標の設定は、必要なポイントを踏まえて設定することが大切です。具体的にどのように目標設定をすればよいか、次で解説します。

社員のスキルや能力を分析する

ストレッチ目標設定のためには、社員のスキルや能力を把握しなければいけません。この分析のためには、営業成績など数字でわかるものだけではなく、社員の性格や得意分野など、数字にできない能力を把握することが大切です。
そのためには、会社の上司や同僚とのコミュニケーションも必要になります。

従業員と確認しながら、目標設定をする

ストレッチ目標は、「高すぎず低すぎない」ことを基準に設定します。しかし、ストレッチ目標のちょうどよい加減を見極めるのは簡単ではありません。
一般的には部下の能力値の能力の1.2〜1.3倍が適切といわれています。相互のズレが生じないよう、互いに意思疎通しながら、最適なストレッチ目標を決めていくことが大切です。
また、わかりやすく、具体的な行動がイメージできる目標を立てる必要があります。

目標設定後のフォローをする

ストレッチ目標は設定後のフォローが欠かせません。目標設定後、進捗を確認しつつ、必要に応じてフォローやアドバイスをしましょう。また、順調であれば、そのことを褒めることも大切です。
フォローせず放置してしまうと、進捗が悪く挫折してしまう可能性があります。そうなってしまうと、モチベーションが下がり、思うような成果につながりません。
フォローを適切に行うことで、目標達成が促せるようになり、部下のモチベーションを高めつつ、信頼関係も構築できます。

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ストレッチ目標設定の注意点

ストレッチ目標は適切に設定できれば効果的ですが、適切に設定するためには、注意したい点もあります。ここではどのような点に注意するべきか、そのポイントを解説します。

適切な目標設定が重要

ストレッチ目標を設定するためには、適切な目標設定ができなければ逆効果です。上司が思っている適切な難易度と部下の従業員が思う適切な難易度はズレが生じることが多々あります。
そのため、どの程度なら許容できるのか、日ごろからコミュニケーションを行い、従業員個人の考え方を把握しておくことが大切です。

フォローが大切

信頼関係がない状態で、高めの目標を提示するとパワハラだとみなされる可能性も考えられます。適切な目標は、部下との信頼関係やモチベーションの状態によって変化するケースがあります。そのため、部下とのコミュニケーションを意識し、適切な目標設定をすることが大切です。
社員に納得感があることで、ストレッチ目標に対する取り組み方も変わります。

フィードバックは必ず行う

その人に対するフィードバックは必ず行うようにしましょう。ただし、上司の評価であっても、多少の主観は入るため、多くの人からフィードバックをもらうと、より部下の納得感が得られます。

中長期的な目線も必要

ストレッチ目標は中長期的な目線で考えることも大切です。しかし、中長期的な目標だけをいきなり決めてしまうと、チャレンジ目標とみなされ、モチベーションが下がる恐れがあります。
そのような事態を避けるために、中間目標として、途中でどこまでやっておくとよいのか、ポイントを示すことが必要です。

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まとめ

ストレッチ目標は適切な難易度で設定すれば、従業員に対して高い効果を発揮します。ただし、適切な目標設定ができていなければ逆効果です。
適切なストレッチ目標の設置のためには、部下の能力を適切に把握し、数字だけではなく、本人の性格や適正から設定する必要があります。そのために役立つのが360度調査です。360度調査では、一人の従業員に対して会社の上司や同僚など複数人の視点からフィードバックをもらうことで、客観的な評価が可能です。
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360度評価に関してはこちらの関連記事をご参照ください。
参考:360度評価とは?多面評価を採用するメリットとデメリット


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HRコラム編集部

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