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メンターとは?よいメンターの条件やメリットは

2021.11.17 人材育成

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メンター制度は人材育成の手法の一つとして注目されるようになりました。しかし、実際にどのような制度なのか、メンターとは何か、知らない人もいるのではないでしょうか。
今回はメンターとは何か、メンターのメリットや、よいメンターの条件について解説します。メンター制度を導入する際の参考にしてください。

メンターとは

メンターとは、「助言者」や「相談者」と訳される言葉です。ビジネスでは、新入社員や若手社員に助言を与え、成長を促す人のことを示します。これに対して、助言を受ける人が「メンティー」です。

会社の場合は、上司ではなく比較的歳が近い先輩社員が選ばれる傾向にあります。これは、話がしやすい関係づくりが主な理由です。また、上司の場合はアドバイスではなく、指示になってしまう恐れもあるためです。

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メンターの役割

メンターの役割は、メンティーから仕事や生活の悩みを聞き、社会人としてのあり方を伝えつつ、会社の理念を伝え、メンティーの成長を促すことが主な役割です。ただし、精神的な支えになることが主であり、実務のアドバイスは行いません。
メンターは実務的なサポートではなく、精神的なサポートを主に行います。仕事上の指導はメンターを通してはなく、新入社員向けのOJTを通して行うことが多いでしょう。

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メンターやメンティーのメリット

メンターやメンティーになった従業員には、以下のようなメリットがあります。

・メンターの成長にもつながる
・メンティーの精神的な支えになる
・会社での人間関係構築に役立つ
・ロールモデルを作りやすくなる

これらのメリットについて、次で詳しく解説します。なお、メンター制度を会社に導入するメリットについては、以下の記事で説明しておりますので、そちらの記事をご覧ください。

下記の関連記事もご参照ください。
参照:どうして人材育成は必要なのか?企業が意識したい目的とは?

メンターの成長にもつながる

メンター制度を導入することで、メンターの成長につながります。メンターを任されることで、過去の経験や技術、知識を振り返ることで、それらの知識をより深く理解することにつながるためです。また、メンティーの育成には、マネジメントスキルやコミュニケーション能力も求められます。
また、メンターを任されることで責任感も生まれ、モチベーションの向上も期待できるでしょう。

メンティーの精神的な支えになる

メンティーはメンターがつくことで、精神的な支えとしてメンターを頼れるようになります。特に社会に出たばかりの新入社員は仕事だけではなく、生活面でも不安を抱えることが多いです。
中には身近に相談できる環境が整っていない、新入社員もいるでしょう。そのような人にとって、メンターは大きなよりどころになるはずです。不安が軽減されることで、メンティーの成長や本来持っている能力を発揮しやすくなります。

会社での人間関係構築に役立つ

メンターがいることで、メンティーは会社での人間関係構築がしやすくなります。特に新型コロナウイルス感染拡大によって、テレワークが推進されるようになった結果、新入社員の人が人間関係を構築しにくくなりました。
しかし、メンターがいることで、コミュニケーションの機会が増え、社員間のコミュニケーションの活性化の役割も果たせます。

ロールモデルを作りやすくなる

メンティーにとって、てほんとなるよいロールモデルを作りやすくなります。身近な相談相手でもあるメンターは会社で自分がどのような役割になるのか、目指すべき姿や将来のイメージづくりに役立ちます。

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よいメンターに求められる能力や要件

よいメンターは通常業務とは別の能力や要件が求められます。ただ仕事ができる、営業として成果が出せるというのとは別の観点で考えなければいけません。次でよいメンターに求められる能力や要件を具体的に解説します。

対等な目線

よいメンターであるためには、メンティーと対等な目線で接することが大切です。対等な目線に立てるメンターは、メンティーとのよい関係を築きやすくなります。たとえば上司や先輩のように上から目線で話してしまうと、メンティーが萎縮してしまい、気軽に相談できません。
メンターとして、接するためには、先輩と後輩の関係ではなく、一個人として相談できることが求められます。

信頼関係を構築できるか

よいメンターであるためには、メンティーと信頼関係を構築できなければいけません。メンターとメンティーの間に信頼関係ができていなければ、メンターとしての役割を果たせなくなるためです。
信頼関係が構築できなければ、悩みを相談してもらえず、メンターとメンティーの話す時間が無駄になってしまいます。メンターとメンティーの相性の問題もありますが、信頼関係が作れるコミュニケーション能力や、聴く力がなければ、信頼関係は構築しにくいでしょう。

仕事上のスキルは重要ではない

メンターになる人は仕事上のスキルが重要な項目ではありません。高いスキルを持っている人がメンターとして優れているとは限らないためです。
必要に応じてメンティーの後を押せる程度の知識や経験は求められることはあります。しかし、それ以上に上記の信頼関係を築くためのコミュニケーション能力や対等な目線が求められることが多いです。

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メンターをする上での注意点

メンターとメンティーがよい関係を築くためには注意したいポイントもあります。メンティーと十分に信頼関係を構築できていなければ、メンター制度はうまく機能しません。具体的な注意点について次で解説します。

信頼関係を大切にする

メンターとメンティーに信頼関係ができていなければ、メンター制度にメリットは無くなってしまいます。メンティーが相談を打ち明けられなくなり、メンターとメンティーの時間が無駄になるため、業務に悪影響を及ぼしかねません。

信頼関係を損なわないよう、話したことを他言しないことも大切です。プライベートの話も上司の愚痴のような話でも不用意に人に話さず、話す場合はメンティーの了解を取ってからにしましょう。

命令や説教はしない

メンターが命令や説教をしてしまうと、メンティーが悩みを打ち明けにくくなるため、してはいけないことの一つです。しかし、メンターが新入社員を相手にする場合、どうしてもできてない部分が目についてしまい、命令や説教をしたくなることもあります。

しかし、メンターは上司ではなく、直接業務に影響しない先輩社員が関わるのが通常です。何か伝えたい場合もいきなり伝えるのではなく、質問を繰り返す中で、自分が自発的に気づけるよう促しましょう。また、業務の具体的な内容に、メンターが指示を出すとトラブルの原因にもなります。

コントロールできないものもある

メンティーの成長を促すのが、メンターの役割ですが、メンティーをコントロールしようとするのは避けるようにしましょう。メンティーが何かをできるようになるまでには時間がかかり、成長のスピードにも個人差があります。

ときには口を出したくなることもありますが、ぐっと気持ちを抑えて、その人のことを見守る姿勢が大切です。気になったことなどを口に出してしまうと、指示や命令のように高圧的になり、安心して悩みを打ち明けられなくなる恐れがあります。

メンターへの研修は必要

メンターとメンティーがよい関係を築くために、メンターへの研修は必要です。通常業務とは異なるスキルが求められることだけではなく、メンターとして求められる姿勢や守るべき注意点を伝える必要があります。

メンターとして、メンティーと適切な信頼関係が作れなければ、メンター制度は社員の成長やモチベーションにマイナスの影響を与えかねません。また、メンティーに対しての心構えも伝えておくと制度の運用がスムーズです。

メンターへのケアが大切

メンター制度を導入する場合には、メンターへのケアが欠かせません。メンターは時間や精神的な負担が少なからずかかるためです。負担が大きくなることで、業務に悪影響を及ぼすこともあります。

定期的にメンターへのケアをして、メンターの状態を把握しておくと、何か問題が起きた場合にスムーズな対応が可能です。

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まとめ

メンター制度はうまく導入すれば、メンターとメンティーそれぞれに成長の機会が増え、定着率の向上にもつながります。しかし、ただ導入すればよいというものではなく、メンターの適正を見極め、体制を整えて運用しなければ形骸化する恐れもあります。

メンターとして適切な人材を探す、具体的な運用方法の参考になれば幸いです。


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HRコラム編集部

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