2016.08.23360度評価 , 人事制度・評価 , 人材育成・能力開発

リーダー教育は早期から!次世代リーダー育成に360度評価を生かす方法

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リーダーシップを発揮できる人材は圧倒的に不足しています。ビジネスを取り巻く環境が目まぐるしく変化する中、企業におけるリーダー育成は急務です。次世代リーダーを育成する際の有効なツールとして、360度評価を活用しましょう。

今回は次世代リーダー育成に360度評価を生かす方法についてご紹介します。

フィードバックを社員の成長につなげる

6631-00100-2リーダーシップは長期にわたり結果を出し続けるために必要な能力です。一朝一夕で身に付けられる能力ではなく経験の積み重ねを必要としますが、若手社員をリーダーへと成長させるためには適切な評価を与えることが欠かせません。

評価者が多いほど、より客観的に自分を把握することができます。

上司や部下、同僚、顧客などの多方面から総合的な評価をする360度評価は効果的な方法です。特に部下からの評価は候補者のリーダーシップを強く意識させる効果があります。360度評価をきっかけに、同僚や顧客にも目を向けることになるでしょう。

評価結果のフィードバックは自己理解の深化、成長につながります。リーダー育成には、この気付きを促すフィードバックが最も重要なポイントです。リーダー候補者は早い段階から自分自身のマネジメント行動を内省し、マネジメントスキルを伸ばす必要があります。

時には上司が講師となってフィードバック研修を行ったり、キャリアストーリーを共有したりすることもおすすめです。経歴や成功談だけではなく、失敗談や苦労話、信念などを話すことによって、社員のモチベーションを高めることができます。将来リーダーになることを見据えて、社員が自らの行動を見つめ直す機会にもなるでしょう。

リーダー育成を促進する職場風土の醸成

6631-00100-3教育では「啐啄同時」(そったくどうじ)という言葉がよく使われます。啐啄同時とは、「禅で、悟りを開こうとしている弟子に、師がすかさず教示を与えて悟りの境地に導く」ことを言います。

啐啄同時の考え方は人材育成の観点からも非常に重要です。リーダー育成はリーダー候補者の頑張りだけでは成功させることはできません。リーダーへ成長しようとする社員に対する周囲のサポートが不可欠です。

近年の成果主義導入によりギスギスした職場環境も少なくありません。職場環境の悪化によって生産性が低下するだけでなく、リーダーが育ちづらくなります。360度評価を通じた組織のコミュニケーション促進によって、職場環境の改善及び「リーダーシップを発揮・周囲がサポート」する風土の醸成を実現できます。

360度評価を活用した、育成プログラム作成・効果測定

6631-00100-4360度評価は育成プログラム作成や効果測定と組み合わせると効果的です。

360度評価ではリーダー候補者の強み・弱みが明らかになるため、強みをさらに強化・弱点を克服する育成プログラムを作成することができます。

また、育成プログラム実施前と実施後に360度評価を実施することによって、育成プログラムの効果測定も可能です。実施前と実施後で効果が現れない場合、育成計画を見直す必要があります。

リーダー育成の研修を実施する際は、360度評価のフィードバックを事前に与えておくと、研修参加者は意識を高く持ちながら研修に臨めるでしょう。

おわりに

今回は次世代リーダー育成に360度評価を生かす方法をご紹介しました。次世代のリーダー育成において、評価及び評価のフィードバックは大きなポイントとなります。部下や同僚、顧客からも評価される360度評価は、社員にリーダーとしての自覚を喚起させるための効果的なツールです。

効果的なタイミングや方法でフィードバックを行うことにより、さらに高い効果を期待することができます。フィードバックの際は研修や上司による面談を利用して、明確なキャリアイメージを持たせてください。

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人事評価ナビ編集部

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