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ポータブルスキルとは?種類や活用方法、重要性、鍛え方

2021.09.14 人材育成

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ポータブルスキルとは、会社や業界を問わず、求められている能力です。社員の成長には経験やスキル以上にポータブルスキルの有無が重要視されるようになりつつあり、注目度が高まっています。
ポータブルスキルとはどのようなものか、具体的な定義や活用方法、スキルの磨き方まで解説します。選考や社員研修にぜひご活用ください。

ポータブルスキルとは

ポータブルスキルとは、厚生労働省では、業種や職種が変わっても通用する「持ち運び可能な能力」と定義されています。大まかには、仕事のし方と人との関わり方に分けられており、社会人基礎力とも深い関連があるスキルです。
社会人基礎力とは、「職場など社会で多種多様な人と仕事をするために、必要なスキル」です。社会人基礎力についてはこちらもご覧ください。ポータブルスキルとは関連性が高いものの、社会人基礎力は個人のスキルにフォーカスされている点が特徴です。

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ポータブルスキルの種類

ポータブルスキルは仕事のし方と人との関わり方の2種類に分けられます。ここでは、それぞれどのようなものか解説します。

仕事のし方

仕事のし方は以下の3つに分けられます。
・課題発見力:現状の課題分析や情報収集を行い、適切に課題を設定できる力
・計画を立てる力:計画的に期間や関係者と事前に調整し、準備を整えられる力
・実行する力:実際の課題遂行や状況に柔軟に合わせて対応できる力
これらを複合的に身につけていることで、たとえ、スキルや経験がないような社員であっても、仕事に貢献しやすくなります。

人との関わり方

ポータブルスキルでは、人との関わり方を3つに分けています。それぞれの内容と、具体的なポイントをまとめると以下の通りです。
・社内対応:社内の指示に適切に従う、求められている役割を果たすなど
・社外対応:顧客との関係を継続して維持する、新しく関係を構築するなど
・部下マネジメント:部下の指導や育成を行う、評価する
組織の中でどのような役割が果たせるのか、円滑にコミュニケーションを進める能力が必要です。人をうまく巻き込み協働するできるスキルがあると、業務遂行がスムーズになるでしょう。

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ポータブルスキルがなぜ重要なのか

ポータブルスキルの重要性が高まっているのは、採用後の社員の成長に深く関わっているためです。以前の採用活動では、スキルや経験、資格をもっているかどうかが重要視されていました。しかし、実際のところはスキルがあっても、ポータブルスキルが十分ではない場合、成長に時間がかかるケースが多々見られます。

しかし、スキルや経験、資格がなくても、会社のビジョンとマッチし、ポータブルスキルを持っている社員は成長が早く、比較的早い段階で成長し戦力になる可能性が高いです。スキルや経験が重要ではないとわけではありません。しかし、スキルや経験に加え、ポータブルスキルの観点から評価すると、選考でもよりマッチングの可能性が広がります。

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人事がポータブルスキルの考え方を活用する方法

人事がポータブルスキルを活用する場合、選考時または、人事評価に活用する方法があります。ここでは具体的にどのように活用するのか、解説します。

選考時の評価基準に取り入れる

選考時の採用基準として、ポータブルスキルを有無を評価基準に取り入れると、採用面でメリットがあります。企業のビジョンとマッチし、ポータブルスキルを持っている社員がいると、成長が早く、短い時間で戦力になれる可能性が高いです。
ポータブルスキルの有無を見極めるためには、性格や仕事の進め方、同僚や関係者との関わり方が重要視されます。どのような人物を求めているか明確になり、採用後のミスマッチも減るでしょう。

人事評価に活用する

ポータブルスキルは人事評価にも活用できます。ポータブルスキルの観点から社員を見ると、会社でどのような関わりができるか、性格や能力が具体的に見極めやすく、適材適所の人材配置がしやすい点がメリットです。
また、ポータブルスキルの観点を評価制度に取り入れ、社員がポータブルスキルを身につけることで、部署や業種に囚われず、社員が活躍しやすくなります。

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ポータブルスキルの鍛え方

ポータブルスキルは社会人基礎力や人間力と深く関わっています。そのため、一朝一夕では身につけられず、継続した取り組みが必要です。どのように身につける方法があるのか

次で解説します。

研修に参加する

ポータブルスキルは、厚生労働省などで研修システムが組まれています。もともとは40〜50代を対象にした研修でしたが、年齢問わず受講可能です。詳しくは「参考:ミドル層のキャリアチェンジにおける支援技法」からご覧ください。テキストも公開されているため、まず概要だけでも学びたい場合にもおすすめです。
他にも一般企業で、ポータブルスキルの研修は行われています。社員研修としてポータブルスキルの研修を導入するのも選択肢です。

日々の業務から改善する

ポータブルスキルを磨くためには、毎日の業務で意識的に行動することが大切です。しかし、日々の業務で具体的に何を意識すればよいか、分かりにくいと感じられるのではないでしょうか。そのような場合は、以下のような取り組みがおすすめです。
・自分の能力を客観的に把握する
・7:2:1の法則で日々の業務から改善する
・フィードバック
ポータブルスキルを磨くためには、自分の能力を客観的に把握することが大切です。客観性が高い評価をする方法としては360度評価などがあります。
日々の業務の中に、これらの観点を取り入れると、より効率的に社員のポータブルスキルは磨かれるでしょう。社員が客観的に能力を把握し、上司から適切にFBを行ってもらうことが大切です。
日々の取り組みによるスキルの鍛え方は「社会人基礎力とは?なぜ必要なのか、求められる理由や鍛え方まで解説」にも記載しておりますので、ぜひそちらもご覧ください。

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まとめ

今回はポータブルスキルとはどのようなものか、重要視される理由や、具体的な鍛え方、活用方法まで解説しました。ポータブルスキルは会社の業種を問わず重要視されるスキルで、ポータブルスキルを磨くことで、会社の生産性にも大きく貢献します。
会社でポータブルスキルを磨く具体的な方法として、360度調査もご検討ください。360度調査では一人の社員を上司、同僚、部下など複数人の視点から評価するため、より客観性が高い評価ができます。
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参考:360度評価とは?多面評価を採用するメリットとデメリット


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HRコラム編集部

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