CSRとは?企業の社会的責任について正しく理解しよう!

2021.04.01 その他

人事や経営者をしていると、
「CSRとは何だろうか」
「CSRとはいったいどんな活動を指すのだろうか」
と気になりませんか。
CSRとは企業の社会的責任を指します。
企業が商品を提供し、対価を受け取る以上は製造した製品や仕事の進め方については社会的な責任があるという考え方です。
この記事を読めば、CSRについて理解することができ、CSRを実践する上で重要な考え方について理解することができます。
CSRとは何かで悩んでいる方はぜひ、最後まで読んでいってください。

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CSRとは?CSRとは何かを簡単に解説

CSRとは、簡単に言えば企業が果たすべき社会的責任のことを指します。
企業は利益の追求を行うだけではなく、広くステークホルダー(利害関係者など)に対して責任を負うべきであるという考え方です。
社会的責任の範疇は広く、消費者・自社の従業員・環境・取引先への対応・自社に投資してくれる投資家など様々です。
企業が仕事をして対価を得て存続していく過程には必ず社会とのつながりがあり、企業は納税や従業員に対しての雇用を行うだけではなく社会の中で企業の行動がどのような影響を及ぼすのかを考えて意思決定をし事業を存続していくかを意識していかなければなりません。

CSR活動が日本企業で必要となった背景

CSR活動が日本企業で必要となった背景として、企業が行った不正行為などが頻発し報道されることで企業に対して社会の見る目が大きく変化したことにあります。
主な発端は食品の産地偽装問題や消費期限の偽装などで企業の動向に消費者が敏感になったこととされています。
昨今では環境問題などもあり、ますます企業の活動に対する社会の監視の目は厳しくなる傾向にあります。

CSRとサステナビリティの違い

CSRとサステナビリティの違いとして、CSRは企業の社会的責任についての考え方であり、サステナビリティは持続可能な目標を指しているという点が違います。
CSRは主に企業が経済活動をした結果に対しての責任なのに対して、サステナビリティは経済・環境・社会に対する広い視野から持続可能な目標を掲げています。
企業は経済活動の結果起こる危険性である法律違反・環境破壊などに対して責任を持つべきという考え方ですが、サステナビリティは企業が存続していく上で長期的な視野にたって持続的に課題を解決しようという長い視点を持った考え方です。

CSR活動を行うメリット

「CSR活動を行うメリットとは何だろうか」と気になりませんか。
CSR活動を行うことによって社員が法的な知識や考え方などを理解して社会に対する企業が果たすべき責任などを理解することができるというメリットがあります。
具体的には、以下の3つのメリットがあります。
・社員のコンプライアンス意識の向上
・企業イメージが良くなる
・従業員満足度が上がる
それぞれについて解説します。

社員のコンプライアンス意識の向上

CSR活動を行うことによって社員のコンプライアンス意識の向上に期待することができます。
法的意識向上で社員が違法行為を自制することができるため法律違反を企業が犯し、社会からバッシングされるリスクを減らすことが可能です。
特に気を付けるべきは企業が経営活動の一環として行っていることが社会常識的には良いことではなかったり、法的に違法行為だったというようなリスクを避けることができます。
企業の責任は重く違法行為が世間に知れ渡ると「知らなかった」では済まされないということも多々あります。

企業イメージが良くなる

CSR活動を行うことによって企業イメージが良くなるなどのメリットがあります。
CSRを意識した活動を行うことによって企業が社会に対して行うべき行動がしっかりと固定され、発信しやすくなるためです。
東京商工会議所の調査によると大企業の98.3%・中小企業の79.7%がCSR活動を行った結果イメージアップしたと回答しています。

→参考:東京商工会議所 「企業の社会的責任(CSR)」についてのアンケート調査 結果概要

特に大企業においてはメディアでの紹介やPRに対して効果を期待して取り組んでいるという報告もなされています。

従業員満足度が上がる

CSR活動を推進することによって、従業員満足度が上がる可能性があります。
CSR活動を行うことによって自分の仕事は社会貢献になっていると従業員は思えるようになり自信につながっていくためです。
特に若者に関しては社会貢献性の高い仕事がしたいと考えている若手社員も多く、社会貢献性のある仕事をしていると自信を持つことで定着率向上などにも期待できる可能性があります。

→参考:リクルートワークス 若手の社会貢献意識の底流を探る

自社の若者の定着対策にもなり得るCSR活動は企業にとって良い効果をもたらす可能性があります。

CSR活動を行うデメリット

「CSR活動を行うデメリットは何だろうか」と気になりませんか。
CSR活動を行うデメリットとして、以下のデメリットがあります。
・労務コストの増大
・社員教育実施など工数がかかる
それぞれについて解説します。

労務コストの増大

CSR活動を推進すると労務コストが増大する可能性が高くなります。
理由として、本来は直接的な売り上げを作るための仕事時間をCSR活動に使う必要性があるためです。
CSR活動を推進することによって将来的には「あの会社は良い企業だ」と社会から認めてもらえる可能性がある一方で本来業務以外に時間を費やすことで目先の売上は下がってしまう可能性があります。
また、東京商工会議所においては大企業に比べて中小企業はCSR活動に対して経済的支援がある方が望ましいと回答しており、資金的に余裕のない企業では活動することは難しいといえます。

→参考:東京商工会議所 「企業の社会的責任(CSR)」についてのアンケート調査 結果概要 

実際問題として目の前の業務に取り組まないと売上が立って行かない中小企業においてはCSR活動に取り組むのは限界があるといえます。

社員教育実施など工数がかかる

CSR活動を推進するにあたっては社員教育実施などの工数がかかる可能性があります。
いきなりCSR活動を始めるといってもノウハウなどが必要となりますし、入社して日の浅い人材などに参加してもらうには研修なども必要となってくるためです。
社員教育は非常に工数がかかるため、なかなか時間が取れなくなる可能性があります。

まとめ

今回は、CSRについて解説させていただきました。
特に注目して欲しい点として本文中でも解説させていただいたCSRの重要性です。
昨今では企業の不祥事などに非常に厳しく世間は目を光らせており、企業が違法行為などをしてしまえば一瞬で信頼を失ってしまいます。
CSR活動を推進し、企業の信頼獲得を目指しましょう。

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