【人材育成と教育】良い人材を育てるには?人材育成について徹底解説

2021.02.18 人材育成

人材育成の教育ではどのような点を重視して行えばよいのだろうか」
人材育成における教育では何をすれば良いのだろうか
と気になりませんか。
結論から申し上げますと、人材育成の教育においては企業が最終的には業績向上ができ、経営戦略を社員が理解して実践できるような教育をすることが重要です。
この記事を読めば、人材育成の教育に関して重要なポイントを理解することができ、自社の人材育成の教育に活かすことができます。
自社の社員の人材育成の教育について悩んでいる方はぜひ、最後まで読んでいってくださいね。

【重要】人材育成は目標をもって実行することが大切

人材育成は目標をもって実行することが大切です。
理由として、目標をあらかじめ設定しなければゴールのないまま人材育成をすることになり結果が伴わない可能性があるためです。
具体的には、以下のような目標をもって人材育成の教育を行うことが重要です。
・人材育成により企業業績の向上を狙う
・経営戦略を必ず人材育成に反映させる
・生産性の向上のために人材育成を活用するという目標意識を強く持つ
それぞれについて解説します。

人材育成により企業業績の向上を狙う

人材育成により企業業績の向上を狙うという目標を設定するようにしましょう。
人材育成をもって社員が仕事ができるようになるだけではなく、その人材育成の成果をもって企業業績の向上が起こらなければ費用対効果などが出せずに人材育成への情熱そのものが長続きしない可能性があるためです。
企業の業績を最終的にはアップさせることを目標に人材育成を行うようにしましょう。

経営戦略を必ず人材育成に反映させる

経営戦略を必ず人材育成に反映させるようにしましょう。
経営戦略を人材育成に反映させることができなければ組織全体としてうまく業務が回っていかないためです。
例えば会社の経営戦略として高単価・高品質を掲げているのに値引き合戦で無理やり仕事をとってくる営業職がいるとすれば経営理念が浸透できていないということです。
また、高品質を掲げているのに生産数ばかりを気にして品質がおざなりになるような製造部長がいれば経営理念が浸透していないということになります。

生産性の向上のために人材育成を活用するという目標意識を強く持つ

生産性の向上のために人材育成を活用するという目標意識を強く持つようにしましょう。
人材育成をした結果、生産性が向上して短い時間で成果を出せるようになり早く仕事を終えることができるなど目に見える効果を出すことも重要なためです。
コロナウイルスの感染拡大によりリモートワークなどが導入される企業が増加するなど、生産性を問わざるを得ない環境にもなっており人材育成の中に生産性向上の目的を持つ必要性が以前よりも増しています。

人材育成をスタートする前に理解しておくべき教育との違い

人材育成をスタートする前に理解しておくべき教育との違いとして人材育成は仕事に必要なスキルなどを具体的かつ効率的に階層別に与えるのに対して、教育は抽象的な部分を含んだ理念や人格形成などを知識として教えることを指します。
人材育成は実践的な部分が多いのに対して人材教育は概念的な部分が多いです。
どちらも人材育成を行うためには欠かせない概念です。

人材育成の教育プログラムは必ずスタート前に設定しておく

人材育成の教育プログラムは必ずスタート前に設定しておくようにしましょう。
プログラムがないと教育の進行が分からず、振り返りも難しくなるためです。
時間ごとや講師ごと、テーマごとにプログラムを設定して計画書を作成するようにしましょう。

人材育成において重要な教育体系の設定

人材育成において重要な教育体系は必ず設定するようにしましょう。
教育体系を事前に設定しておかないと人材育成の方針がブレる可能性があるためです。
例えば、以下の要件を満たすような教育体系にするなどといった方針の策定を行うようにしましょう。
・経営方針や経営理念に基づいた人材育成教育となっているかどうか
・一時的で短いものではなく長期的な視野にたった教育体系となっているかどうか
・会社の求めるニーズを満たすだけではなく社員個人のニーズを満たせるものになっているのかどうか
教育体系を事前に設定しておくことでしっかりとした計画的な人材育成の計画を立てることができます。

人材育成の教育プログラムの種類

「人材育成の教育プログラムにはどんな種類があるのだろうか」と気になりませんか。
具体的には、以下のような教育プログラムがあります。
・OJT
・OFF-JT
・自己啓発
・内部研修
・外部研修
それぞれについて解説します。

OJT

OJTはオンザジョブトレーニングの略称であり、特に新人教育に高い効果を発揮するといわれています。
新入社員を先輩社員や管理職の元に配属し新人が先輩社員に仕事を教わりながら実務の中で成長をすることが可能となっているためです。
仕事をしながら先輩社員が仕事の目的やゴールなどを見せることができるため座学だけの教育よりも早く新人の戦力化を促すことができます。

OFF-JT

OFF-JTはオフザジョブトレーニングの略称で座学のことを指します。
仕事を離れて勉強をして知識を蓄えることを指す教育となっていることが多いためです。
OJTとOFF-JTは交互で行うことで効果を発揮することがあります。
OFF-JTで知識を仕入れてOJTの現場で実践するなどOFF-JTの内容がOJT先や配属先で活かされるものだとより効果がアップすることが期待できます。

自己啓発

自己啓発は社員自身が積極的にセミナー受講や本を読むなどのインプットを行うことを指します。
本来的には自己啓発なので自ら積極的に行うことが重要ですが、企業側が支援して自己啓発を行わせているというデータもあります。
厚生労働省の能力開発基本調査によるとOFF-JTと併せて自己啓発を実施した企業は全体の57.5%となっています。

→参考:厚生労働省 令和元年度「能力開発基本調査」の結果を公表します

自己啓発のみに絞ると3.1%と低くなりますが、企業側が支援を行って自主的に業務に関する自己啓発を支援している状況があります。

内部研修

内部研修は会社の内部にいる経営者(会長・社長)や管理職や入社5年目以降の先輩社員などが新卒者や後輩の社員に向けて研修を行うスタイルのことを指します。
効果があるのは経営者や社内でも高い業績を上げている社員に仕事に対する心構えを伝えてもらうことです。
特に成果を上げている社員のちょっとした工夫を若手社員などに伝えてもらうことで改善の効果が高くなる可能性があるためです。
また、経営者が経営の最前線で直面している課題などについて発信することで経営理念への理解が深まることもあります。

外部研修

外部研修は外部から講師を招いて様々なことを教えてもらうことです。
外部講師に依頼することで内部研修とは異なり、準備などに社内のリソースを割く必要性がなくなることがメリットです。
また、講師が外部から来た方であるため、自社内にはないような考え方などを学ぶ良いきっかけとなることがあります。

階層別教育の実施の重要性

人材育成の教育において、階層別教育を実施することは非常に重要です。
新卒者などに管理職が身に着けるべきことなどを伝えても効果が薄くなるためです。
教育を受ける社員がいる段階に合わせて適宜適切な教育を実施するようにしましょう。
具体的には、以下のような階層があります。
・新卒向け研修
・準管理職(係長級以下)向け研修
・管理職(課長職以上)向け研修
それぞれについて解説します。

新卒向け研修

新卒向け研修としては、以下のような教育研修を行うようにしましょう。
・基礎的なビジネススキルに関する教育研修
・マナーに関する教育研修
・仕事へのモチベーションを高める教育研修
新卒者は社会に出たばかりなので基礎的なマナーから学べるような研修を行うようにしましょう。
また、仕事へのモチベーションを高めることができるような教育研修として仕事のできる先輩社員などの話を聞く研修なども有効となります。

準管理職(係長級以下)向け研修

係長級以下の準管理職層向けの研修としては、以下のような研修を行うようにしましょう。
・役割認識のための研修
・部下の指導と育成に関する研修
・問題発見と問題解決に関する研修
まずは初級管理職として重要な役割認識や問題発見・問題解決、部下に対する指導や育成に関する研修を行うようにしましょう。
また、係長級以下の準管理職層に関してはそのまま順調に出世していくと管理職になる可能性が非常に高いです。
管理職になってからも重要な部下の指導・育成に関する講習なども早い段階で研修するようにしましょう。

管理職(課長職以上)向け研修

管理職(課長職以上)向けの研修としては、以下のような研修を実施するようにしましょう。
・マネジメントスキル強化のための研修
・次世代リーダー研修
・管理職研修
・リスクマネジメント研修
昨今では企業が不祥事を起こすことで信用が失墜し業績を落とすケースもあるため、リスクマネジメント研修などで企業がやってはいけないことなどを学ぶ機会を持つようにしましょう。
また、次世代リーダー育成が望まれている時代でもあるため、次世代リーダーになるための研修等も必要となります。

まとめ

今回は、人材育成に関する教育について解説させていただきました。
特に本文中にある階層別教育は非常に重要となっており、適切な教育を階層別に行うことで効果がアップすることに期待できます。
人材育成を適切に行い、企業業績の向上や生産性向上ができるようにしましょう。