2019.04.16360度評価 , 人事評価 , 人材育成・能力開発

リーダーシップとは?求められる要素と評価方法

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リーダーシップと聞くと、「leader」という英単語が含まれていることから、メンバーをまとめて力強く引っ張っていくイメージがわく方も多いのではないでしょうか?
初期のリーダーシップ理論では、リーダーの素質は先天的な素質として扱われていましたが、20世紀に入るとその素質は先天的なものなのか後天的に獲得された性質なのかという議論が始まりました。現代では、リーダーシップは先天的なものではなく個人の経験によって磨かれる「経験」による後天的なものと考えられるようになりました。このような変遷をたどってきたリーダーシップ、自分1人で客観視することは困難です。今回はリーダーシップとは何か、具体的にどんな要素があるのか、どのように測定できるのかについてご紹介します。

リーダーシップの定義とは

これまでに数多くのリーダーシップ理論が発表されています。リーダーシップ理論は時代によって変遷をたどってきました。英雄崇拝論、特性理論、SL理論やコンティンジェンシー理論など言葉を聞いたことがあるかもしれません。リーダーシップの定義とはどんなものなのでしょうか?

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ピーター・ドラッカーによる定義

「マネジメント」の発明者オーストリア人経営学者のピーター・ドラッカーはリーダーシップについて次のように定義しています。
①リーダーシップは資質ではなく仕事である。
②リーダーとは、目標を定め、優先順位を決め、基準を定め、それを維持する者である。
③リーダーに関する唯一の定義は、つき従う者がいるということである。
(出典:P.F.ドラッカー『現代の経営』『プロフェッショナルの条件』『未来企業』)
ドラッカーは、リーダーシップは地位ではなく責任であり、個々の才能や資質ではなく行動として身に着けられるものであり、行動を通して他者からの信頼があることだと述べています。

リーダーに求められる行動項目

リーダーが意識し、高めていくべきスキルには以下のような項目があげられます。
ビジョニング:組織のビジョンや目標を明らかにし、組織として進む方向性を定める力
組織調整力:相手の視点で物事を考え適切な表現で伝達するコミュニケーション力
管理・指導力:メンバー一人一人が最大限に機能する組織を作り、組織として成果をあげる力
変革・行動力:高い情報収集力と全体最適の視点を持って、常に最適な意思決定を行なっていく力
信頼性:主従関係や強制力を持ってではなく、部下が自発的に「ついていきたい」と思える責任を負う力

リーダーシップの育成・評価方法

リーダーシップに関連する心構えや行動などのインプットには各種研修が用いられますが、研修はただ漠然と受けさえすれば成果が出るというものではありません。
リーダーシップ、リーダーに求められるスキルを高めるには、知識だけではなく、マインドを変え、行動を習慣化しなければなりません。

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他者からフィードバックを得る360度評価

日常業務における行動を他者がフィードバックする360度評価は、リーダーシップを測定するのに効果的です。自分の言動が他者にはどのように写っているかを知ることで行動変容をうながし、目指すべき姿へ行動を改善することができます。

定期的な測定で行動を定着化

先にも述べた通り、研修をただ漠然と受けるだけではリーダーシップは身につきません。研修~業務での実践~フィードバック~改善のサイクルを繰り返すことで行動が定着化していきます。気づきを得て行動を評価する360度評価は定期的な測定・行動の定着に有効です。

おわりに

リーダーに求められることは時代や環境によって大きく変わります。以前は先天的な素質で「人に影響を与えること」ととらえられていたリーダーシップですが、現代では「混沌を止める力のこと」ととらえられ、後天的に身につけられるものとされています。「有名大学出身」「過去の実績がある」「人気がある」といった理由のみでのリーダー登用は、名ばかりのリーダーを輩出するだけで、実際のリーダーシップはそこには存在しません。リーダーに求められるスキルを高める仕組みを持ち、組織内でリーダーシップを発揮するメンバーを育成していきましょう。

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(2019.04.16追記)