2016.08.22人事制度・評価

会社の評価に不満がある人続出中!?改善すべき人事評価の不満点とは

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ある企業の人事評価に関する意識調査によると、4割弱もの社員が自社の人事評価制度に不満を感じています。一方、満足している社員は2割弱しかいません。人事評価に対する不満を抱えている人は人事評価に満足している人の2倍もいることになります。

近年、「年功序列」型の賃金体制が見直され、「成果主義」型の賃金体制を取り入れる企業が増えています。しかし、「成果」の評価のプロセスがあいまいであったり評価基準が不明瞭であったりするため、評価される社員の方たちは不満を抱いています。今回は、改善すべき人事評価の不満点についてご紹介します。

改善すべき人事評価の不満点

以下は、ある企業が人事評価制度に不満を抱く理由を調査した際に、回答者が挙げた理由です。

評価基準が不明確

6631-00076-2人事評価制度に不満を抱える理由の中で、最も多くの方が挙げたのが「評価基準が不明確」という理由です。そもそも会社が人事評価の基準を明確に定めていないことや、社員に対して人事評価の基準を公開しておらず、評価基準が浸透していないことなどが不満につながっています。

評価基準が不明確である場合、自分の評価がどのような理由で下されたのかが分からないため、納得することができないでしょう。

評価基準が不明確なままでは、どのような行動が評価されることになるかが判断できません。評価の結果だけを伝える方法では、同じ仕事をしていた同僚は高く評価され、自分はあまり評価されなかったと不公平感だけが募る恐れもあります。会社として、評価基準を明確に定め、社員にも広く伝えることが大切です

自分が考える評価に比べ低い、評価が恣意的で不公平

6631-00076-3次いで多かった理由が、「自分が考える評価に比べ低い」「評価が恣意的で不公平」という理由です。自分が考える評価に比べて低いという不満は、評価者が現場の仕事内容をしっかり把握できていない、仕事内容に見合った評価を行っていない、などの原因から来ています。もしくは、評価基準が不明確だと感じる原因と同様に、会社が人事評価の基準を明確に定めていないことや、社員に評価基準が伝わっていないことも考えられます。

評価が恣意的で不公平という不満は、上司の好き嫌いで評価が決まる、上司によって評価のされ方が違う、などの原因から出てくる不満です。

人が人を評価する人事評価では、主観を完全に取り除いた客観的な評価を下すことは難しいです。そのため、評価者のトレーニングや研修をしっかりと行い、評価者として少しでも公平な評価を下す心構えを常日頃から意識させることが大切です。人のやることだから多少の主観が入ることは仕方がないなどと、恣意的な評価を看過すれば、社員の不満は溜まる一方です。

 

フィードバックがない

6631-00076-4人事評価のフィードバックを受けていない人ほど、人事評価に不満を抱いている傾向があることが調査の中で分かっています。フィードバックがない場合、本人には人事評価の結果しか伝わらないため、どこが評価されてどこが評価されなかったのか分かりません。フィードバックのない人事評価では、下された評価に納得することは難しいでしょう。

また、フィードバックが行われないと、被評価者の改善すべき点も本人に伝わりません。本人の成長を促すためにも、人事評価のフィードバックはしっかりと行い、良かったところ・悪かったところをきちんと認識させてください

おわりに

人が人を評価する制度である以上、誰もが満足のいく人事評価制度の確立は非常に難しいことでしょう。しかし、社員が抱える人事評価に対する不満に耳を傾け、改善策を講じることにより、少しずつでも公平な人事評価制度に近づけることが大切です。

会社に不満を持った状態で仕事を続けても、モチベーションは上がらず、社員の仕事の質は決して良くなりません。従業員満足度を上げて会社を成長させるためにも、定期的に人事評価への意見聞き取りを行い、人事制度の改善を行っていきましょう。

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人事評価ナビ編集部

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